「次はもう、直しません」事件


 まもサーチ見守りを始め、2週間足らずの2月初めのことでした、いつもと異なる軌跡が。

 母曰く、そこは軽トラを購入したお店の様だ と。

 同居し長年の仕事経験と多趣味な為か、土地勘があるので、まもサーチが示す場所で

 「〇〇って何?」

 と聞けば、解ることも多いのです。

 一方で、サーチアプリから軌跡を見て何処に何分居たのか等、読み取ることは難しいので、母と私が協力すると、効果的なのです。


 主な店舗や地名の入った地図上に軌跡と時間、住所が表示され、現在地だけでなく大体の滞在時間も解り、他の詳しい地図アプリでも住所から調べることができますし、とても便利です。また、カレンダーから日にちを選べば、知りたい日の軌跡データをいつでも遡って見られます。1つの端末を5人(5台)のスマホで見守る事ができます。まあ、我が家の用途は見張り、ですが。


 お店が解れば直ぐに調べて電話が出来ます。

 まもサーチありがとう✿


 「家族のものです」

 「最近事故がとても多く心配なので…ご迷惑おかけします(_ _)…」と説明し、入庫理由を丁寧に教えていただけました。すると、今回は故障で入庫、とのこと。   


 本人のギア操作が悪く、今回直してもまたじきに壊れるだろうとのこと。本当にどの方も皆、親切です…感謝です(涙)


伝わるPOINT 相手の方は「この電話はクレームなのか否か」を先ずは気にされると思いますので、「クレームではなく、むしろこちらがご迷惑をおかけして申し訳ないです、お時間ある時に掛け直しします」という事を、最初にお伝えすると伝わりやすいと思います

 

 また、家族が話せたお陰で、修理後の納車の際、エンジニアの方から、母が直接次のように言われました。この時、偶然にも本人が居なかったのも天の采配 感謝しています。


 「入庫の時、見ていましたが運転がおぼつかなく、とても心配です。次は、もう直しません


 お店の方、それも技術のプロからのお言葉です。

 これは、相当重いと思います。母とは勿論、夫とも話しました。私達の独りよがりになってはいけませんから。 でもやはり、夫も静かに驚いていました。プロの方から見て、お客さんに言わなくてはならない程、運転も相当酷いということが解りました。


 またこの時、まもサーチを取り付けている事も説明し、理解も得られました。当然ながらお店の方々は、こちらよりも車の事をずっとご存知なので、こちらの何倍も危険を察知してくださるわけです。


 こんな事を言うのは恥ずかしい、普通じゃないし…解ってくれるかしら…と悩んできましたが、思い切って取り付け、理解協力を得られ、良かった…感謝です。


家族の者になりますが…いつも大変お世話になっております…最近物損ですが事故が多く、とても心配なので見守りしたいので付けています、〇〇の箇所に付けましたが、よろしくお願いします…」  ちゃんと通じ、大丈夫でした。本当に有り難いことでした。


 まもサーチのお陰で、どこのディーラーさんなのかも判明し、そのお店の方とも話せ、そのお陰で本当のところを言っていただけました。また、大変心配していただき、アドバイスもいただけました。感謝です(涙)


 本人は車の事は全く話しません。

 ここ5年、事故が多く、車の事は極力話さない話さなければ問題が無かったのと同じことだお、と決め込んでいるのです。⇒これが定型の人との差。

 また、元々その様な人生を送っており、行き先も行った先も家族に話したことは無いです。一生勝手に「取れない資格浪人」生活(一般的に浪人中は大っぴらに遊びにくいので、隠れコソコソしがち…それが大学出てから一生そのまま…)と言えば解りやすいかもしれません。

 事故も家族には隠し、事故ればコッソリ車も買って来るし(同色車種なので一見気付かず)お金を払い無かったことにすれば良いという考えです。何故かそれで気分もスッキリ済んでしまうのが常人との違いです。怒られなければ、バレなければ全て良し!

 子供の様な?幼稚な思考だと見えます。

 

 ASPが全てそうだということではなく、残念ながらお爺ちゃんは生きてくる中で、この様な歪んだ解釈を持つようになったタイプなのです。


 ASPや軽度脳梗塞は、熱や血圧と違い数字で表せず、家族の感覚も慣れて麻痺して緩くなりがちです。

「お爺ちゃんは、しょうがない、あーいう人。昔からよ。困ってるのよ。どんなに優しく言ったって言う事全然聞かないんだものね」

「そーね、年だし。」

そうして、当たり前になってしまいます。でも事故を起こし誰かを巻き込んでからでは遅いし、取り返しがつきません。

しかし本人は、漠然とした根拠無き自信が凄い。

「どうせ物にしか当たってない物損だおー、今までもそうだっただおー、人じゃなければいいだおー」

家族も

「仕方ない、困った、困った!」

と言いつつ普段の仕事や生活を優先して生きている中で。

事故は起こるのかなぁと。

少なくともうちはそうだろうと思いました。  


※若さや運転に自信があるわけではなく、初対面ではいつも「トシでーもうトシだからーダメなんですー」ばかり言うのです。また、不器用で、工作や機械電気関係(電池交換含め)、全て元々苦手です。巻き尺も直ぐに壊して戻せない程です。


 まもサーチはこの様なタイプには無くてはならないものでした、

 頑張って勇気を出して付けて、本当に良かった、と思った出来事でした。

 

無駄になればそれが一番なのですが…


 ※取り付け実例は【4】【5】↓