【１】ASDお爺ちゃん（叔父）の物損事故と
GPS取り付け〜免許返納までの道
叔父は干支で私のふた周り年上の73歳です。
我が母78歳と共に遠隔地に暮らしております。
実家が遠くなので「我が家特有の様々な厄介事」から解放され、お陰で子供達もスクスクと育ちました。
その替わり、運転免許返納については苦労しております。羨ましいことにスンナリ返納している親類知人も多いです。でももうそんな悠長な感覚でいてはいけないと思い立つに至る事故がダメ押しでありました。
《免許返納という難題》の為には先ずは《敵を知る必要がある》、と腹を括りました。
実際、返納は難しい状況でしたが、様々な方々のお陰と、時間や手間ををかけることで日々蝸牛の如くではありますが、進展している状況です。
物損事故で直ぐに返納に応じてくれるタイプではありません。本人だけが全く気にせず乗り回している、そんな状況では、残念なが長期戦になります。その覚悟が家族には必要になる、と自覚しました。
高齢者による悲惨な交通事故は後を経たない中、似た状況の方のお役に少しでも立てばと、経験談として書き記すことにしました。
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叔父は昔から変わり者で、ASP。
自分が原因で起こした事故も気にならず、毎日傍若無人に軽トラとスクーターで走り回っております。例えば、警察沙汰の事故を起こしたスーパーの駐車場（2件の）へは…行きにくくなると思うのですが、そういったことも皆無、その神経が羨ましい位です。
Let it be精神（なるようになるさー、成すがままにー、好きなようにやるさー）もあります。
自室の片付けも全くできず、ゴミも出せず、自室の床は見えません。掃除機を持っていき、何年ぶりかでかけていたなーと思ったら、掃除機が突如吸わなくなった事件がありました。母は困り果て、音も唸るし…お店に持ち込み見ていただくも、改善無し。パナソニックは24時間無料相談窓口がありますので、電話を掛けてみるように勧めました。
母は‘’実際に見せても直らないのに無理に決まってる！‘’と力説しますが、最後だから、電話するだけだから、と説得。すると…1つ1つ丁寧に指導してくださり…最後にホースは分割されており、
『踏み台（もしあれば）に乗って分解したホース部分を縦に持って少しだけ上下に振ってみてください』
コロンコロン！
！？
『何か出てきましたか？』
はい！オロナミンCの蓋が出てきました！
『それが詰まって吸えなかったのですね』
解決、とても良い勉強と教訓になりました。
教訓１
目で見ることだけが最上ではない！
電話も有効である！
パナソニックさんはお年寄りの味方でもある！
（解りやすくお電話で教えてくださり、母も感謝感激しておりました！）
コレが、1年前の出来事でした。
身だしなみもできません。
お尻にタバコの灰で丸く3cm大の穴の空いたズボンを履いて外出するわ、夏は人通りもあるのに下着で出て行ってしまい、冬には家の内外寝る時も一生同じジャンパーを着ているので、体臭とタバコの強烈な悪臭を放ち、お風呂もなかなか入らないのです。言うと‘’うるせー！‘’と怒鳴り散らし逃げて行き、ブ～ン（スクーターor軽トラ）発車です。
なので帰省時、優しく細かく丁寧に具体的に伝え、オススメしたワークマンさんでもう1着買ってきてもらい、ようやくジャンパーの洗濯ができました。6時間漬け置き洗いでやっと臭いが取れました！
芯から悪い人では無く、動物や弱い者には優しい一面もあるのですが、突然店員さんや保険、工事担当の方等に思ったことと違うと‘’騙された！‘’等と被害妄想が止まらず、泣き叫ぶ様に怒鳴り散らしたり…勿論客観的に叔父に正当性も無くです。相手の話を理解しようともしません。家族は、必死で謝りますし、その場に居れば止めますが止まりません…私が生まれる前、遥か昔から奇妙なことはありました。が、年齢と共に性格も生活も悪くなる一方、年齢と共に成長するとか、‘’年の功‘’が無いです。
これでK○大学だったなんて、きっと卒業は出来てないだろう、とこの冬、《事実を知ろうキャンペーン》で何とか苦労の末卒業証明書を取得してみました。退学証明書で申請するも、ご丁寧に「〇〇様は卒業しておられましたので、卒業証明書類をお送りさせていただきました」と添えてくださっていました…これには驚きました、それでは何故こんなことになっているのか…それはまた別途記載したいです。
【主な事故歴（最近５年以内）】
○物損事故多数、自宅駐車場の壁に大穴、傷
○昔からドアパンチを気にしないので自車傷多数、勿論家族は、生きた心地もしない
○自車単独にてバス停破壊した際、自車が廃車になるもコッソリ同色車種に買い替えたが、家族は自動車保険会社からの郵便物で知る。本人は郵便物は一切開けず、見ない。
○ASDが強く、元々夜間のバイト生活のみ（父親が亡くなるまで）。欝もあり睡眠導入薬15年。その頃は寝てばかりだった。薬から離れると、起きてはいるが車両で気持ちの赴くまま動き回り、『心配事があり何も手につかないんだお！（正規なお勤めをしたことが無い上、月５万円程のアルバイトも13年以上前より全くしておらず、家事も何一つしていない）忙しいんだお！頭いっぱいなんだお！』といつもの台詞で怒鳴る。
リビング代わりの飲食店に毎日限界時間長居。初めてのガ○トなら７時間滞在。更にスクーターも夏はベランダ用つっかけ？で乗り回し、「3回公道で転んだけど平気だった（笑）」と婿に宣う。神様仏様に守られてるのか…
●12月にスーパーの駐車場（広々）にて、バック時よそ様の車にガチャン！
【そうだ！GPSを取り付けよう！】
GPSがあれば、どこをどの様に走っているのか実態が解るというもの。そうです、敵を知る必要がある。しかし種類も多く、コッソリ付ける罪悪感で気分も悪いし、選べぬまま時が４ヶ月が過ぎ…
上記●の事故が発生してしまったのでした。
でも問題はやはり事故だけではなかったのです…
。*・。．☆。・*・。．★２に続く