12日の東京株式市場見通し=反落後は落ち着きどころを探る展開か
予想レンジ:4万1500円-4万2000円(11日終値4万2224円02銭)
12日の東京株式は反落後、落ち着きどころを探る展開か。日経平均株価は、きのう11日に大幅続伸し、連日で終値ベースの史上最高値を更新していた反動から、売り先行スタートとなろう。売り一巡後も、週末要因や海の日で3連休となることから、手じまい売りに押される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=158円台の後半(11日は161円62-64銭)、ユーロ・円が1ユーロ=172円台の半ば(同175円19-23銭)と円高に振れている。輸出関連銘柄には、重しとして意識されそう。11日のADR(米国預託証券)は円換算値で、アドバンテス <6857> 、東エレク <8035> 、ソフバンG <9984> などが、11日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比810円安の4万1560円だった。
12日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・日銀「生活意識に関するアンケート調査」の結果
・7月限先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出
【海外】(時間は日本時間)
・21:00 インド6月消費者物価
・21:30 米6月生産者物価
・23:00 米7月ミシガン大学消費者マインド指数
・中国6月貿易収支、
・決算発表=シティグループ、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー、ウェルズ・ファーゴ