15日の東京株式市場見通し=反落後、軟調な展開を強いられそう
予想レンジ:3万8700円-3万9000円(12日終値3万9523円55銭)
15日の東京株式は反落後、軟調な展開を強いられそうだ。イランがイスラエルに対して報復攻撃を実施。中東情勢の緊張の高まりで、リスク回避姿勢が強まり、株式のポジションを縮小するための売りが先行するとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=153円トビ台(前週末12日は153円24-25銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の後半(同163円73-77銭)と円高に振れている。円高による業績への影響を警戒して、輸出関連銘柄には重しとなりそう。前週末12日のADR(米国預託証券)は円換算値で、アドバンテス <6857> 、ローム <6963> 、東エレク <8035> などが、同12日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末12日の大阪取引所清算値比685円安の3万8865円だった。
15日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ 8:50 2月機械受注
・決算発表=東宝 <9602>
・ソフトバンク <9434> が能登半島地震の影響で終了を延期していた3Gサービス終了
【海外】(時間は日本時間)
・10:20 中国MLF(中期貸出制度)金利
・21:30 米4月NY連銀製造業景気指数、米3月小売売上高
・23:00 米4月NAHB住宅市場指数
・IMF・世銀春会合(ワシントン、20日まで)
・決算発表=(米国)ゴールドマン・サックス・グループ