１０日の東京株式市場見通し＝軟調な展開か
予想レンジ：３万９５００円－３万９８００円（９日終値３万９７７３円１３銭）
１０日の東京株式は、軟調な展開か。日経平均株価は、きのう９日に大幅続伸した反動から、売り先行スタートが見込まれる。引き続き、現地１０日の米３月ＣＰＩ（消費者物価指数）の結果を確認したいとして、様子見姿勢が強まるとみられ、積極的な売買は限られそう。消去法的に、短期的な資金が値動きの軽い中小型株に向かう場面がありそうだ。為替相場は、ドル・円が１ドル＝１５１円台の後半（９日は１５１円９０－９１銭）、ユーロ・円が１ユーロ＝１６４円台の後半（同１６４円８６－９０銭）と小動き。９日のＡＤＲ（米国預託証券）は円換算値で、ＬＩＮＥヤフ <4689> 、ＴＤＫ <6762> 、三菱商 <8058> などが、９日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、９日の大阪取引所清算値比１９０円安の３万９６００円だった。
１０日の主な経済指標・スケジュール
・ ８：５０ ３月国内企業物価指数
・決算発表＝７＆ｉＨＤ <3382> 、ＡＢＣマート <2670>
【海外】（時間は日本時間）
・２１：３０ 米３月ＣＰＩ
・米１０年国債入札
・日米首脳会談
・韓国市場休場