春は別れの季節です
毎年この時期には
毎日のように顔を見ていた塾生たちが旅立っていきます
中3生全員が志望校に合格して
今日はうれしいお祝いの日でした
いつもの塾の授業の日のように集まって
卒業祝賀会をして
みなが帰ってしまった後で
「ああ、明日からあの子達に授業をすることはないんだな～」
と、おもいます
ちいさなさびしさが
風のようにさっとふきぬけるけれど
「さよなら～」とドアを出て行った彼らの笑顔を思いだして
わたしはまた
陽の光の中にいるような気持ちになるのです
先生たちひとりひとりが
はなむけの言葉を送りました
わたしはこんな話をしました
心のどこかで
おとなになっても
おぼえていてくれたらいいな
みなさん、志望校合格、そして卒業
おめでとうございます
今日はみなさんに
「宇宙的な真実」について話したいと思います
「真実」は人の数と同じだけあります
「人生とは・・・なものだ」
「人間とは・・・なものだ」
「自分とは・・・な人間だ」
それぞれのひとが、それぞれ信じているものが
その人にとっての真実です
これは個人的な真実です
宇宙的な真実とは
すべての人に共通する真実です
それはこういうことです
そのひとが真実だと信じている考えが
その人の人生をつくっていくということ
つまり、何かを強くしんじていれば
だんだんそのとおりの人生になっていくのです
たとえば「人生とは楽しいものだ」と信じている人は
楽しい人生をつくっていくでしょう
「人間とは孤独なものだ」と信じる人は
そのような状況に多く出会っていくでしょう
自分に対してどう思っているかということも
同じように自分をつくっていきます
偶然に誰かのおかげで幸せになったり
運わるく誰かのせいで不幸せになったり
するわけではないのです
わたしたちの信じることにはそのくらいの力があります
時々ちょっと立ち止まって
自分のこころの中をのぞいてみてください
「自分は今、何を信じているだろうか？
それはほんとうに自分が信じたいと望むことなのだろうか」と
もしそれが
あなたが実現したいと望むものでなければ
あわてないでゆっくりと
自分が本当に信じたいことはなにか考えてみてください
しあわせな人生を送ってくださいね
また新しい日々がやってきます