8月から短期でいただいていたお仕事が、無事に終了しました
プロのセラピストを目指す生徒さん方のクラスで
ボディとフェイシャルのトリートメント実習のアシスタントでした。
すでに座学を修めているクラスに
途中からアシスタントに入るので、うまくなじめるかしらとどきどき
オーナーさんの
「難しい仕事では無いから、楽しんでたくさん学んで下さい」と
いう言葉に励まされて
自分自身が学びたい気持ちが強く、思い切ってチャレンジしてみました。
優しく気遣ってくださる先生方に恵まれ、不安や困ったこともなく
無事に終了することができて、感謝の気持ちでいっぱいです。
オーナーさんからは、最終日に「お疲れさま」と
ものすごいおみやげまでいただいてしまいました
お仕事バッグにエプロンとメモ
まず、なによりも感激したのが、先生方のお人柄です
アシスタントとしてご一緒させて頂いたのは、4人の先生方でした。
どの先生も輝くようにキラキラで
講義のスタイルやトリートメントの手技、生徒さん方への目配りなど
どれもが、ほんとうにすばらしく学ぶことばかりでした。
学びを伝える上で大切なのは
伝えたいこと、伝える順序とタイミング
そしてなによりも「伝える側が、心豊かな人間であること」
「この先生のお話を聞きたい!」
「先生のおっしゃるとおりにやってみよう!」と思えるような
「人としての魅力」なのだなぁと、しみじみ感じました。
休み時間もご一緒させていただく事が多く
授業のことだけではなく、いろんなお話をして頂きました。
これからわたくしがやりたいと思っていることに
手助けをして下さった先生
アロマを学ぶ上で、ちょっと迷っていることに
論理的で明快な答えを示して下さった先生
コミュニケーションにおける一番重要なことは何か?
教えて下さった先生
それぞれの先生から、
ここではとても書ききれないほどたくさん、得難いものをいただきました。
授業中、いつもエプロンのポケットに入れていて
ボロボロになったメモ帳には
先生方から伺ったことがたくさん書かれています。
たぶんこのメモは一生の宝物になるのだと思います。
(講義の分は、別のノートにまとめ直さなくちゃです)
もう一つの大きな学びは、生徒さん方の姿でした。
経験者の方も初めての方も、皆さん同じようにはじめたトリートメント実習
はじめの頃は、着替えや後片づけひとつも大混乱だったのに
回を重ねることにスムーズになっていきます。
トリートメントの手技も、熱心に練習なさる方は
目を見張るほど、めきめきと上達なさいます。
連日、5時間もの講義があって、
週に2~3人の先生方から、違うことを教わっているのに
翌日には、前日よりずっとずっと上達なさっているのです
いったいどれだけ練習すれば、あんなに速く上達なさるのだろう??
お若い方も少しお姉さんの方も、世代や生活環境の異なる方々が
一緒に学んでいくうちに、どんどん一体感が出てきます。
得意なところを教え合い、苦手なところを聞きながら
それぞれのカラーがキラキラと輝きはじめます。
生徒さん方があまりに眩しくて
ぼんやりとしている自分がちょっと恥ずかしくなってきます。
そんなわたくしにも「先生!先生!」と心を開いて下さいました。
終了間際に、ちょっとだけ皆さんにお話をする時間をいただいた時に
どうしても伝えたかったことを話すこともできました。
皆さんの姿に、わたくし自身がとても大きな学びを得た感謝の気持ち
皆さんが学んだことをそれぞれの仕事や生活に活かして欲しいこと
「できない理由」を探すのではなく、「できる方法」を探して欲しいこと
皆さんそれぞれの持ち味を研き続けて、ずっと輝いていて欲しいこと
「みなさんのご活躍を期待しています」という言葉に
「一番はじめに、何かをするのは先生じゃないの?」
なんて、励ましていただいちゃいました
先生方や生徒さんに、どこかでお目にかかれることがあったら
今度は、名前で声をかけていただけたらうれしいなぁ
「学ぶこととそれを伝えることは同じ事なのよ。だからぜひ、両方続けて」と
励まして下さった、ある先生の言葉があらためて思い返されます。
この先どうしようか?と思いながら
「何ができるのか?なにをしたいのか?」を
もう一度考え直す時期に来たようです。