台風もいよいよ近づいてきましたね。
安曇野最北の実家も、今日は一日しとどに濡れそぼっています。
冷たい雨ですね。
入院暮らしから戻ってきたときに、
門の脇で、ひときわ鮮やかな盛りの姿で出迎えてくれたウメモドキも、
もう実が少なくなってきました。
これは、母が好きで植えた木です。
初めはか弱く遠慮がちな若木だったのに、
20年も経つと大きくなるものですね。
あたし、実って好きなんですよね、なんだか。
これは、、ノブドウでしょうかねえ。
退院直後の秋晴れに誘われて撮った写真だったのですが。
母にとっては雑草なので、
たぶんこれまで目の敵のように引っこ抜かれていたようで(笑)
うちでは鈴なりの実は付けていないんですけどね。
来年になったら、もっと蒲萄らしくなってる気がします。
だってほら、今日のコイツはそれなりのいい色にもなってますし。
季節は進んでいるのです。
毎度毎度あきれるほどに、外に出るたびに感じます。
弟は、やだなあ、冬が来るよお~が口癖になってきました。
これも季節の風物詩だナ。(笑)
今日の母は、デイから戻ったあとすこぶる調子がよく、
ちょうどよそ様から父がお花をいただいてきたところだったので、
二人で活けましたヨ。
それはたーくさんの見事なユリや、カーネーションや菊やトルコ桔梗を、
長らく玄関で空っぽになっていた、大きな信楽の花瓶二つに。
母は活け花をやってたんですけど、忘れてないもんですねえ。
まるで童女のような一生懸命さで、でしたけど、
仕上がった花はちゃんとセンスよくまとまっていたので、へ~!
舌巻いちゃいました。
折よく雨が小止んだので、そのまま庭ぼうきを2本もって出て、
母がずっと気にしていた道端の掃きそうじもしました。
やっぱり、お仕事をすることが、母を一番落ち着かせるみたい。
安曇野も、明日の午後にはまた晴れるようです。