今日で13年、東北大震災の特別番組が組まれ朝から放送されています。

家族を亡くしたり、家を無くしたり、仕事もできなくなった人たちがこの13年間、気持ちを奮い立たせながら生活をもう一度作っていった様子には本当に頭が下がります。

13年の間に大きな変化もたくさんあったと思います。

震災の後、すぐに私はオーストリアから日本に転勤になり戻ってきました。最初は東京に何日間か滞在したのですが、まだ余震もあり、

とても怖い思いもしましたし、出かける時は何があっても良いように、スニーカー、大きなバッグには飲み物食べ物ちょっとした身の回りのものなどいつ地震があって1泊2泊帰れなくなっても大丈夫なような荷物を持っての移動をしていました。

都内で友人とランチするときも大荷物持って行きました。

周りもピリピリ、みんなの靴を見るとほとんどの人がスニーカーでもちろんハイヒールの人は誰もいませんでした。

その1年後、友人のお母さんの住んでいる石巻を友人と訪ねました。友人の弟さんが私たちを大川小学校や津波が来て大勢の人が逃げた丘、海辺の何もなくなった所へ連れていって説明してくださいました。

声も出ないほどの景色、何かしなければの気持ちだけが残り、風評被害の食べ物なども買おう、食べようと思いました。

あれから12年、友人のお母様も身体を壊され、私たちを案内してくださった弟さんは亡くなってしまいました。

復興が進んでいる所もそのままの所も今もあるとのこと、前には戻らない。何も出来ないけれど今日は少しでも寄り添うことができたらと思います。

能登だけでなくいつこの日本のどこかでもっと大きな地震や津波がやってくるかもしれません。

政府の素早い対応と人道的にももっときめ細かい対応を望みます。

酷いニュースばかり入ってきて、もう本当に情けなくて。。。。。。

 

1月の地震の時はすぐにアグネスを抱っこしてキャットフードの確保をしていました。

未来にそんなことが起きませんように。。。