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私の母はすでに他界しましたが、その時の思いや経験が誰かの役にたてばと思いブログを書いています。
応援してくれたら嬉しいです。
家庭内ではパパ、ママと呼んでいたのでそのまま失礼します。
※ 母 父 私 妹 の色分けで会話を書いています。
葬儀場に到着し、母の火葬の番がきました。
「あぁ、ママという固体(?)が無くなってしまうのか…」
とあまり火葬に行きたくありませんでした。
でも、棺に入った母の頬を触ったとき人間とは思えない触感だったのです。
なんと形容すべきかわかりませんが、泥人形のような…そんな感じでした。
「これは早く火葬してあげないといけない…!」
と急に気持ちが変わったのを今でも覚えています。
そしていざ棺を焼却炉に入れます、という時がきました。
親族みんな並んで母の棺が焼却炉へ運び込まれていくのを見送ります。
私たちは手を合わせて、棺を目で追っていたり、ずっと神様に祈っていたり、人それぞれでした。
シーンとした雰囲気の中、ゴウンゴウンと棺が運ばれる音がします。
私はずっと手を合わせて棺を見送っていました。
「今までたくさんありがとう…。ゆっくり休んでね」
そう思いながら。
すると横から
「姉ちゃん・・・!」
と苦しそうな叔父の声が響きました。
みんなその途端泣き出してしまいました。
火葬が終わり、納骨などもろもろ終了しました。
もちろんそこからたくさんの手続きがありましたが葬儀までが一番大変だったな、と思います。
続く
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