こんばんは、ミーです。
膵臓癌発覚までの過程⑮です。
8月7日(月)、予定通り胆汁バッグが外れました。
お腹に管自体は挿さっていますが、胆汁バッグがなくなり、身軽になりました。
PTBDのことを知らない人には気づかれないです!!
胆汁バッグが外れ、身軽になり、残すは退院だと気分よく過ごしていた8月9日(水)。
看護師さんから、消化器内科の主治医からお話があるとのこと。
面談室に行ったところ、今後の抗がん剤治療についてのお話でした。
・使用する抗がん剤の薬剤の成分や、何に効果があるかについての説明。
・代表的な副作用についての説明。
・3週連続抗がん剤を投与し、4週目は休薬。これが1クール。
・4クールやり、結果次第では回数を増やす予定でいること。
・2クール毎に造影CTにて腫瘍の大きさを確認。
・一昔前のテレビドラマにあるような状態にはならないこと。
・今の抗がん剤は、副作用を飲み薬で抑え、苦痛を取りながら治療していくこと。
以上のことを、冊子と紙に書いて説明していただきました。
病室に戻り、ベッドの上に座り、受け入れられない気持ちが・・・。
抗がん剤をやることになることは、7月26日にある程度聞いていたこと。
納得していたことなのに・・・。
そんなところに看護師さんが気にして様子をみにきてくれました。
「大丈夫?」と声を掛けられた瞬間、この病院に入院してはじめて涙が流れ出てきてしまいました。
「細胞診の結果聞いてない・・・」
「私の体、どんな状態???」
「よく言われているステージは???」
「抗がん剤=癌決定のはずだけど・・・」
涙が出て、やっと、受け入れられない気持ちの理由がわかりました。
看護師さんに
「抗がん剤やることは受け入れてたけど、私、細胞診の結果聞いてなくて・・・」
「話の間が抜けてて・・・」
と、泣きながらどうにか言いました。
生検結果を伝えてないことを主治医に伝えるため、看護師さん、急いで主治医を呼び止めに走ってくれました。
そして慌てて病室に飛んできてくれた主治医。
再度、面談室に行き、以下の説明をしていただきました。
・細胞診の結果、悪性の細胞だったため膵癌
・門脈と動脈に接していてStageⅢ
・Stageについての説明
・再発率について
話を聞き、点と点が繋がりました。
後日、再度カンファレンスがあり、Stageの変更があったとの話がありました。
「ステージⅢ」 → 「ステージⅡb」
2017年8月9日(水)、この日が私にとっての「がん告知日」になりました。