ロイヤル コペンハーゲンは、1775年にデンマーク国王と王妃により設立されました。
殊、ジュリアン・マリー王妃が力を入れて事業を進めたとの事。
当時、親交のある王室への贈り物のために、各国の王室が競っていたのでした。
つまり、我が国には美しく芸術品のような高価な食器を作る技術がある
のであ〜〜る♪
と威張りたいためですね。
食器は要人をもてなす食卓を飾る重要なアイテムであり、
そしてそれは、富と名誉を表し、地位が高いとのステイタスシンボルであったと。
RCは、私も好きで色々持っています。
私は大体eBayや海外の食器屋さんで購入するので、届くまでヒヤヒヤ。
まず第一に無事届くか!!
そして、元からのヒビやカケの難ありではないか、
セカンド品ではないか、つまり商品の説明に偽りが無いかなど。
今まで何度か問題があり、私の拙い英語でメールのやり取りの末、
全額返金または一部返金になった事もありました。
こんな取引の時は、やはりいい気分はしませんね。
でも、こっちは悪くないのだ!!
と、強気(やや弱めで丁寧な)で行きましたよ。ええ。
今現在RCの多くはタイ、韓国、スリランカで制作されていて、
私の勝手な肌感で言うならば、海外のうちタイ8割韓国1.5割
スリランカ0.5割くらいかなと思います。
日本製もあると、時折書き込みも見られはするけれど、
私には見つけられなかったです。
今現在デンマークで作られているのは、王室などで使用されている、
国の宝と言われるロイヤル コペンハーゲンの最高峰である
【フローラ ダニカ】のみらしいです。
自国でしか作らない意味がちゃんとあるのでしょう。
このフローラ ダニカは、ロシアの女帝エカテリーナ2世に贈るために作られ、
その一部が、一般の人の手に入るように作られ出回っているとか。
タイで作られるようになったのが2004年からなので、
20年前からと言うことになります。
2003年まではデンマーク製と言うことでしょうね。
で、私はヴィンテージが大好きなので、手元にあるものは全てデンマーク製❤︎
写真は、RCのブルーフルーテッドと言うコレクションの中の
7.5cmの小さなお皿(豆皿)です。
バターパットですが、時折バターパッドと書かれているのを目にします。
英語でbutter pat plateで、バターの塊を乗せる皿ですので、
バターパットかな?とは思いますが。
ブルーフルーテッドにも種類があって、プレイン ハーフレース
フルレース ダブルレースです。
プレートの縁に飾りが無いのがプレイン、縁周りにポチポチ穴が空いているのがフルレース、さらにいっぱい空いているのがダブルレース(豆皿にはダブルレースはない)、
穴までは空いていないけれどそれに近い雰囲気のがハーフレース。
上の写真で言うと、右がハーフ、左がフル。
私はプレインは持っていません。シンプルでいいのですが、
今の所フルとダブルが好きです。
で、手描きであるが故に、絵付けするペインターさんが違うので
色の濃淡や描き方にも違いがあります。
この写真の様に色の濃さに、上から濃い / 普通 / 薄いがあり、
それぞれに描き方にも違いがあるのが分かります。
まあ言わば、一点ものと言うことですね。
私はほぼ一級品(1st)を持つ事にしてはいますが、2ndも少し持っていまして、
RCの2ndは、画像のように裏側のバックスタンプに1stではないとの印として
三本波部分に傷がつけられています。
なんだか切ない印ですね。
どこが?なぜこれが二級品?と、
素人の私の目では判別つかない2ndって結構多いです。
三本波の右横にあるサインは、制作したペインターさんのサイン。
時折同じペインターさんのものが見つかって、
嬉しくてドーパミンがドバーッと出て、小躍りしますよ。あはは
食器のお話はたまにしたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
お願い飽きないでー(笑)
*こんな私ではありますが、画像の著作権は放棄しておりませんので
よろしくお願い致します。(*'∀'人