頂いたばらと紫の小菊ちゃんをドライにしたらこんなになっちゃった♪

 

ER救急救命室シーズン10第6話

脳死状態の夫のそばから離れない妻。

そこに臓器提供の話をする、医師を目指す看護師のアビー。

はじめこれ以上傷付けたく無いと断る妻。

 

生きている時は、利用されようがバカを見ようがお構いなく

損をしても『それも人生だ』って他人に親切ばかりしていた夫。

じっくり話し相手になるアビーの言葉で、少しずつ変化する妻。

妻自ら『ドナーになると?』と訊きます。

 

ここからのアビーの言葉が驚きと共に、とても考えさせられました。

『ご主人の臓器で50人は助かります』

 

50人とは驚き。

せいぜい腎臓心臓肺くらいで3~4人かと思っていたのに、50人とは。

 

重い腎臓病患者2人が終生の透析から解放される

心臓と肺は3人の患者を救う

膵臓と大腸は何人もの大人と子供を

角膜は2人の視力を

皮膚と骨は大勢の火傷の患者を

肝臓はいくつにも分けられ、重度の障害児たちを救います…

 

涙を流しながら小さく何度も頷く妻に

優しい囁くような声で話すアビー。

 

縫合は荒くていいからな!と臓器を取り出したドクターがそう言い、

サッサと手術室を出て行く。

アビーは一人残り、ゆっくり想いを込めながら縫合していく。

丁寧に丁寧に時間を掛けて…。

 

 

数日前、IPS細胞で腎臓を再生する治療法が確立されつつあるとTVで見た。

人間の腎臓になるスイッチを入れるために、まずは豚さんのお腹を借りるらしい。

自分の腎臓と交換するのではなく、

新しい腎臓を加えて移植して働かせるというものだった。

数年後にはこの技術を使えるようにと頑張っているところらしい。

これもすごいと思ったが、多くの人に行き渡るまでには

まだまだ時間が掛かることを考えると、これから先も

ドナー登録は必要なのかとも思う。

 

日本臓器移植ネットワークのHPを見たら、移植希望登録者数15,988人

提供された方120人 移植を受けた方464人 と書かれていた。

希望者に対して実際移植を受けた人数は非常に少ない。

ドナー登録者が提供するような状態になる、

その上でマッチするかどうかだから更に狭き門になる。

 

私の体に今どのくらい使える健康なものがあるのかなぁ。

今後どんどん老化するであろう臓器は使えるのだろうか?

使用可能な臓器保持のために、お酒をほどほどにしたり

塩分控えめにして備えようかと考えたら〜〜健康になり、

なかなか使ってもらう機会が訪れぬまま老衰ってことに!?

 

 

 

 

 

*こんな私ではありますが、画像の著作権は放棄しておりませんので

よろしくお願い致します。(*'∀'人