山ランを再開して3回目
1回目はこんなんで元に戻るのというくらい
苦しかったけれど
3回目になったら少しタイムも戻ってきた。
最初の長ーい坂の途中で
「いや~なんでわざわざ坂道走るんだろうな」
と思ったときに
突然思い出したのが
出身中学の、正門からのびる坂に
「向上坂」って名前がついていたことだった。
卒業後に一度だって思い出したことのない
坂の名前を
今日の苦しい坂の途中で思い出した。
この、わざわざ坂道を走るのは
「向上坂」をのぼって卒業していったときからの
呪縛だとおもった。
緩い傾斜でも上向きの坂をのぼっていると
自分が向上していく気がして気持ちがいいため
多少苦しくても坂を選ぶ、それは
「向上坂」の呪縛だった!
東の方角にも門があってそっちは坂じゃなくて
川だか用水だかにかかる橋だった気がする。
橋の名前もあった気がする…。なんだっけな…。
橋を渡って登校していたときもあるんだよなあ。
何かすごい名前が付いてた。
向上坂に似たやつ…。ううん。
(そして調べる)
わかった。
「蛍雪橋」だった。
蛍の光と雪の灯りで勉学に励むやつじゃん。
こっちの呪縛にはかかっていないらしい。
不勉強である。