そんなわけで「心の瞳」なんか聴いている日 |  ろぜのポジ♪ブロ ~RAINBOW~

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基本笑顔、
基本ポジティヴ。
書くことでコントロールできる
こころのもちかた。

テレビの音楽番組の

視聴対象から外れたなあと思うこの頃。

 

それぞれみんな独特な工夫をした歌だったり

面白い曲だったり

表情がかわいかったり

超高い演奏技能だったり

口パクでないのにダンスとぴったり音があっている

曲もあったりして

なんてすてきなんだと思う。

 

ただしそこまでで、

自分の心の奥に入ってくるようには

ならなくなって

自分が年齢を重ねたのを感じる。

たぶん

吸収できる空間を

失い始めたんだろうなあ。

スポンジがタワシになるみたいに

木材が金属になるみたいになあ。

 

歌は

テレビ以外からも

いろいろあふれてくる世の中になって

複雑なコードも流行して

それらの解説もきいて

すごいなと思ったが

一周まわって

シンプルでめちゃめちゃ美しいメロディーを

ききたくなってくるという…。

レットイットビーすなわちカノン最強説…。

対抗は威風堂々で。

 

ピアノの鍵盤の幅のうちだけで

どうしてこんなにメロディーがつくれるのだろう

って思ってきた。

でも組み合わせの数はきまっているから

音の長さやリズムといったものと組み合わせても

もう組み合わせはさほど残っていないのではないか。

だからなかなか美しいメロディーが新しくはうまれず、

びっくりするような高い技能のいる音のジャンプや

コードの組み合わせで「新しい」とするしかないのではないか…

もしくはピアノの幅より狭い範囲で

メロディーつくる????

モーツアルトやベートーベンは

今いたらどうつくる?

 

 

何十年後かに

昭和の歌謡曲みたいなシンプルなのに

流行が戻ってきたら面白いけど

そのころには

本当の昭和に流行したものは消えていて

同じメロディーが出てきてもわからないかもしれない。

ベートーベン級に残っているものがあるかな?と

想像している。