「D」NOTE |  ろぜのポジ♪ブロ ~RAINBOW~

 ろぜのポジ♪ブロ ~RAINBOW~

基本笑顔、
基本ポジティヴ。
書くことでコントロールできる
こころのもちかた。

一度読んだ本を読み直して

また同じところで泣いてしまうというのは

みんなそうなのか。


たまってきた文庫本を

定期的に古本やへ売りに行くが

これはとっとこうと思ったものは

「殿堂入り」といって売らずに残されることになる。

殿堂入りは増えていくので結局本棚が

いくつあっても足りないのである。


読書家の方々はどうしているのだろう。


さて今日はたまっていた2008の本を整理し

売りに出すものと殿堂入りとを決定するべく

読んだものをすべて「読書ノート」に記録し

売りにだすものは紙袋へと移す作業を

していた。


短編ものはその中のひとつがよくても

殿堂入りはしない方向で…

と思っているけれど…。


劇団ひとり「陰日向に咲く」は

その中のオレオレ詐欺の話だけが

忘れられなかったっけと、ついつい

読み直していてまた号泣という…。


一回読んでどこで「来る」か

わかっているのに

そこで泣く…。

泣きながら

「ハイ殿堂入り」と殿堂棚に。

そんな自分にあきれる次第。


読書ノートの始まりは2001となっている。

子どもの頃たくさん本を読んだのに、

忙しくはないのに「忙しい」と思っていた

高校や大学生時代には

さっぱり読まなかった。

多感な時期に、もったいない。


仕事をはじめて5,6年たったら

時間の使い方がわかってきたのだろう。

結局たくさんあるうちは

その価値がわからない。

時間がないからこそ時間を大切にする。


明らかに高校大学時代より忙しいのに

年間50冊読んでいる年もある。


2009は出足が悪く、あまり読んでいないが、

殿堂入りの確率は高そうである。


読書ノートには、自分を支えた言葉や

じんときた言葉も書いて残してある。


2009の最初の本のメモは

「(人生には)やり直せることはほとんどない」

と書いてある。


わたしが前へ前へと進むことと

つながっている気がして書きのこした。