本日は、家猫メロンのご先祖と思われる猫との出会いを思い出してみました。
と申しましても、姿かたちが似ているだけですから、断定はできませんが。思い起こせば茶トラ猫、毎年も一匹や二匹見かけていました。
7・8年も前になるでしょうか。この猫、わが庭を通り道にしていて、固形油粕は食うわ庭で臭いオシッコをするわで大変でした。それでも、この野良をいつも可愛がっていて、親切に声をかけていました。そのうち私を見ても恐れなくなり、明らかに親しみの目を持って眺めているようでした。オシッコモしなくなりました。
真冬のことです。車の窓を閉め忘れ、一週間以上もそのままガレージに入っていたでしょうか。
猫ちゃんが、そこをねぐらにしてました。細かい毛が車の中を舞っています。後ろに敷いた毛布の上には、糞まで落ちていました。
猫を驚かせないよう、そっと退去を願い、それから掃除に大童。
そんな夏のある日、駐車場の上でこの猫が昼寝をしていました。普通の野良猫はどんなに寝ていても人の気配で、すぐに逃げ出します。しかし、この茶トラは平気です。私のこと信頼しています。
でも、私はそれを裏切って、長箒の先で猫を突きました。どうしてこんなことをしたのか分かりませんが、暢気そうに寝ている様に、分けもなく腹立ちを覚えたのかもしれません。
茶トラは、ビックリして逃げ去るわけでもなく、振り向きざまに恨みがましい目を向け、「信頼してたのに、なぜ、こんなことをするんだ!」、と言って去って行きました。この時は、本当にこう聞こえたと書くと嘘になりますが、ハッキリとそう言っているのが分かりました。
この猫とはこれでお終い。第一これ以降、姿をほとんど見ることが無くなりました。
この時のことを思い出すと、今でも悲しくなります。
メロンはこの猫の子孫の可能性が高い。ひょっとしたら生まれ変わりかもしれないと思っています。
