八丁堀での小さな国際交流 | ラベンダー2012のブログ

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八丁堀駅で乗り換えをしていたときのことだった。

切符売り場の路線図の前で、6人ほどの外国人観光客らしいグループが立ち止まり、何やら困っている様子だった。

思い切って声をかけた。

「May I help you?」

すると、そのうちの一人の女性が、

「MUJI」

と言った。

最初は何のことか分からなかった。

聞き返すと、続けて

「Ginza」

と言う。

そこでようやく、銀座の無印良品に行きたいのだと気がついた。

最初は東京駅で乗り換えて有楽町へ行く方法を考えたが、旅行者には分かりにくい。

それなら日比谷線で銀座駅まで行く方が簡単だと思い、一緒に地下鉄の改札へ向かった。

切符の買い方を説明し、ホームまで案内した。

私は反対方向だったので、そこでお別れになった。

シンガポールから来たという50代くらいの女性たちだった。

皆とても感謝してくれた。

別れ際に私は、

「Have a nice day!」

と声をかけた。

すると笑顔で手を振り返してくれた。

私にとって印象的だったのは、海外から来た人たちが銀座そのものではなく、「MUJIのビル」を目的地にしていたことだった。

そしてもう一つ。

JRには銀座駅がない。

東京に慣れている人には当たり前でも、旅行者には分かりにくい。

そんなことを改めて考えさせられた出来事だった。