こんにちはにへ



ここのところ続けての雷雨…
昔々に家に雷が落ちたことがあるので、それがトラウマになってしまっていて、毎日ビクビク過ごしていますウキャー!
(ここ数日でかなり寿命が縮んでしまったようなえへへ…)



続けて西の魔女が死んだ」のお話ですが、先日映画も観ましたウインク
自己満足ブログなので、今日もコメ欄閉じてまーすウインク
安心してくださいねてへ



原作を読んだばかりだったので、どんな映画になってるんだろうとドキドキでしたが、何から何までとは言いませんが、この場面はあって欲しいなぁ…と思うところはしっかりと映像化されていて、まるで原作の世界そのままのように感じましたキラキラ



物語の出だしに始まり、私が思い描いてた通りのおばあちゃんのカントリーハウス♪
イングリッシュラベンダーやキンレンカ(ナスタチウム)の咲く庭花
そしてレタスのある畑、鶏小屋、広い森…



本を読んだときと同じ、憧れのターシャ・テューダーさんの世界が広がっているようで、感動で胸がいっぱいになりましたラブ



主役のおばあちゃんを演じられたのはサチ・パーカーさんにへ
あとでシャーリー・マクレーンさんの娘さんだと聞いてビックリビックリマーク



シャーリー・マクレーンさん、最近では私が大好きな海外ドラマ「ダウントンアビー」にも出演されていましたが、あの独特なキャラそのままの感じが、昔から大好きなんですWハート
そうそう映画「ココシャネル」では晩年のココシャネルを演じてらっしゃいましたキラキラ
って、ついついお話が脱線してすみませんてへ



シャーリー・マクレーンさんが大の親日家で、サチ・パーカーさんも小さい頃日本で暮らした経験があるそうで、原作そのままの美しい日本語を聞いていたら、なんだか普段自分が使っている日本語が恥ずかしくなってしまいました汗



まいを慈しむあたたかな眼差し、一見クールにも見えるまいヘの接し方ですが、ふとしたときに体全体からあふれ出るようなまいへの愛がすごく感じられましたWハート
原作のおばあちゃんそのままです…



まいは、新人の高橋真悠さん♪
学校生活を送る中で、誰でもいつ目の前に立ちはだかるかわからない壁にぶちあたってしまった少女を、清純な雰囲気の中にも凜とした眼差しでとても丁寧に演じられていて、その演技を観ていると、先日観た映画ソロモンの偽証」藤野涼子さんを思い出してしまいましたにへ



やっぱりオーディションってすごいなぁ…選ばれるべき人が選ばれるんだなぁと実感しましたキラキラ



ただ、ゲンジさんというおばあちゃんの家の近くに住むオジサン役が木村祐一さんだったので、最初はちょっとガッカリ下
真面目に演技をされていても、どうしてもお笑いの要素を感じてしまって汗
でも、けなしておいてなんですが、ラストまで観たら間違いなくゲンジさんだ!と思いましたウインク



「おばあちゃん大好き」
「I know」
なんでもない会話のようだけど、このお話ではとても重要な言葉ですクローバー。



まいの全てをありのままに受け入れ、認め尊重するおばあちゃんにへ



私もこんな風に子育てしてたらなぁ…
なんだか可哀想なことしたなぁ…
と反省したりもしててへ



お気に入りのカップをおばあちゃんの家に持参したことで、自分の心の居場所を確保したまい…
おばあちゃんの淹れてくれたハーブティーカップ
テーブルの端の窓辺には、素朴なガラス瓶に挿したカモミールのお花Wハート
そんな素敵が随所に散りばめられた映画ですキラキラ



映画の最初の方に出てくるたくさんのワイルドストロベリーは、おじいちゃんが亡くなった翌日、おばあちゃんが原っぱで見つけました…



おばあちゃんのお誕生日を忘れたことのなかったおじいちゃん…
きっとおじいちゃんからのお誕生日プレゼントだと思い泣いたというおばあちゃん



とても感動したと同時に羨ましくなりましたキラキラ
ウチの主人なんて、私の誕生日を何十年経っても間違えて覚えたままなんですん~・・・。



話戻ります汗
自らも魔女の血を引くというおばあちゃんですが、予知能力について
「毎日のちょっとした変化、草木や庭の様子の変化をみるのが楽しみなのに、その変化を前もって知る必要はありません」
と言います…



おばあちゃんとの生活のなかで、自然とふれあいながら
「強さ」
「優しさ」
「希望」
といった「生きる楽しさ」を再発見していくまいですにへ



毎日の生活に「生き辛さ」のような気持ちを心に抱えていたまいですが、毎日を楽しく生きる心を取り戻すには、特別なことは何もいらないんですよね…



ただ平凡な日常を丁寧に過ごしていく…
あふれる自然の為せる業かもしれませんが、毎日規則正しい生活を送ることで、心も少しずつ軌道修正され穏やかな気持ちになれるのかな…なんて思いましたにへ



中学校では疎外感を味わったまい
芽女子はいつでもグループを作りたがる… 
芽一緒のグループになりたいと思う子にはまずニッコリ笑いかける…
芽グループになったら興味のない話にも一生懸命相槌を打つ…
芽誰と話をしていても、同じグループの子に呼ばれたらすぐ戻らなきゃいけない…
それはどっちを大事に思ってるか試されてるということ…
芽グループ同士仲良くなろうと思ったら、みんなで誰か一人を敵に決める…
芽そういうのがイヤになったら結局一人になった…



いつの時代も同じことの繰り返しのような気がします…



私も中学生の頃、友達はいたけど特別誰のグループにも属していませんでした…
小学生の頃は活発だった女の子が、その反動か中学生になって本ばかり読んでる物静かな女の子になってしまいました汗



いじめられていたわけではないし、誰とでも話せたけど、なんとなくいつも一人ぼっちという気がしていました…



まいの気持ち…すごくよくわかりますらぶ②



まいの大好きな場所には
野アザミ・つりがね人参・リンドウ・いろんな種類のスミレ…
強くて優しい草のものを植えましょうと提案してくれるおばあちゃん花



素敵なmy sanctuary”キラキラ
まいは喜びますクローバー。



イヤなことがあった夜、歯を磨いてもう寝るつもりだったまいの部屋に、おばあちゃんが焼きたてのクッキーを持ってきてくれるシーンがあるんですが、「もう歯を磨いちゃったから」というまいに、「食べたくなったから焼いたの」と言うおばあちゃんにへ



「なんでもかんでも型通りでなくていいんだよ」と教えてくれている気がしましたウインク
そしてさりげない中に深い思いやりも…



そんな2人の楽しい日々も、あることをきっかけにまいの気持ちが一方的におばあちゃんから離れていってしまいます下



あと2,3日で家に帰ることに決まってしまったのに…



おばあちゃんの悲しい気持ちが、サチ・パーカーさんの全身から滲み出ていて、涙が出ました涙



お別れするときにどうしても言えなかった
「おばあちゃん大好き」
まいの後悔が、まるで亡くなった祖母に対する私の心そのものであることにまた泣けましたuu



でも、最後には素敵なラストシーンが待っていますキラキラ



エンディングで流れる手嶌 葵さんの「虹」
キラキラ透き通るような歌声、そして心に響く詩がさらに感動を高めますキラキラ



「きっと、あなたの中にも“まい”はいる。観終わって、楽しく生きるヒントに気づいたとき、熱い涙が頬を伝うだろう。」
と紹介されていたとおり、涙がとめどなくあふれましたはにかみ



まいの大切な場所my sanctuary”も、おばあちゃんが素敵な庭に変身させ、エンディングの中で美しい映像として流れていましたキラキラ



そうそう、原作を読んで初めて知った銀竜草
(ギンリョウソウ)どんなお花なのか検索してみました♪


(画像お借りしました)

まいのおじいちゃんが、この花を鉱物の精と呼んで愛した花ですキラキラ

私にとってはこのお花が出てくる場面はとても重要だと思えたんですが、映画には出てこなくて残念でした下

映像化は難しかったのかな…



そしてまいが「姫わすれな草」と名付けていた胡瓜草Wハート


(画像お借りしました)

原作にも映画にもさりげなく出てきていて、でもこのお花がこのお話に素敵な彩りを添えている気がして、ますます好きになりましたWハート

残念ながらウチにはわすれな草しか咲いてないんです下



児童書の映画化ですが、日々頑張りすぎてる大人の方にもぜひ観ていただきたいなと思える映画ですキラキラ



そんなこんなですが、観てよかったと思える映画がまた一つ増えましたWハート



またまた長くなってしまいましたが、読んでいただいてありがとうございましたハート



      ペコデコ