こんにちはにへ



前回のブログに書いた奇跡的な出会いのあと、帰り道にある《中山道ひし屋資料館》に何年ぶりかで寄ってみることにしました音符



有力な商家であった「ひし屋」古山家は江戸時代中期以降、地元の庄屋を務めた家柄で、明治以降は郵便取扱役、地元に十六銀行が出来るまでは役所掛屋(銀行)に任命され、養蚕研究俳諧分化の推進にも力を尽くされた旧家ですキラキラ
※ひし屋は屋号の菱屋からとられたものです



その住居は明治初年に改築されているそうですが、大規模で質の良い近世的町山建築の特色がよく出ていて、平成9年には文化財にも指定された建物ですウインク



その後、この古山家住宅を改修・復元し、大井宿の町屋を体験してもらう施設として平成12年9月に中山道ひし屋資料館が開館しましたらぶ②



格子戸大戸を併用した広い出入口を開けると表から裏へとそのまま通り抜けられる土間になっていますウインク



入って左側には長火鉢が置かれており、その前が当主の座、そして床の間障子天井にも特色がある他、とても美しい欄間、そして貴重な屏風絵掛け軸武者人形お雛様土雛、素晴らしい調度品の数々がさりげなく部屋のあちこちに置かれていましたキラキラ



その日の観覧者は私だけキャッ☆



そのおかげで、当日館内の受付をされていた地元のシルバーセンターの方に、奥の庭にある土蔵の中の資料室で、マンツーマンで資料の説明もしていただき、今まで知らなかったお話もたくさん伺うことができて、とてもラッキーでした♪



建物自体が頑丈な造りであるため、通りに面しているのに車の音なども全く聞こえてこず、思う存分その空気感にひたることもできましたキラキラ



三尾暁峯画の六曲屏風半双の屏風絵の一枚一枚が素晴らしくて、何度も何度も魅入ってしまいましたキラキラ



町野華城画の源頼光の四天王の一人を描いた、渡辺綱の鬼退治の妖気漂う屏風絵に、ゾッとしながらもとても目を惹かれましたキラキラ



先日ご紹介した地元の中山道広重美術館に展示されていたような、浮世絵歌舞伎の世界を描いた掛け軸も、誰にもじゃまされず心ゆくまで堪能し、こうして写真にも撮ることができましたラブ



シルバーセンターの方も、離れたところで静かに見守られていて、お気遣いが嬉しかったですにへ



それと、可愛い姫鏡台のレトロ感たっぷりな少女にもウットリでしたWハート



古きよき時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えながら、ゆったりのんびりとした時間が過ごせましたクローバー。



また動画と写真ですウインク











最近、中山道に注目したブログを書くことが多いですが、主人は主人で地元から埼玉までの中山道をいつか歩いて踏破すると言っています汗
(もちろん一人でえへへ…)



まだまだ先の話なのに、専門書まで買って念入りに計画を練っていますらぶ②



先日の父の日のブログでは、まるで子煩悩で優しい主人のように書いていましたが、実はあの続きがあったのを父の日だからやめておこうと削除したんです汗



ウチの主人、感動する気持ちに乏しいというか(私と正反対?)、ずいぶん前にお祝いしたいことがあって、いつもよりかなり高めのお酒を買って、オリジナルのお祝い文面を書いたラベルを貼ってもらったんです…



言い方を変えれば世界に一つだけのお酒です…



そのお酒を飲み終わると同時に、そのラベルが貼られたまま分別ゴミがーん



そういう人なんですよねおこる



でも、けなしておいてまたなんですが、どれだけ長時間の買い物にも『早くしろ』とは言ったことがなく、延々と付き合ってくれるし、昨年私だけで何度か行った旅行にも文句も言わず出してくれましたビックリマーク



贅沢は言えないですよねてへ
(って、勝手に言ってろって?スミマセンえへへ…)



先日のブログで花泥棒さんにあった薔薇が、自然とこんな風になっていましたWハート





乙女椿の花も、枯れた状態のままこんな風になっていて、緑の葉っぱとのコントラストがいい感じ~♪





南瓜の花の存在感、ありすぎですキラキラ





西瓜がだいぶ大きくなりましたラブ



こちらは7月盆なので、なんとかお供えできるといいなぁと思っていますにへ
(と言いながら、私は何一つ携わっていませんえへへ…)



今日も相変わらずの長文ブログになってしまいましたが、読んでいただいてありがとうございましたハート



      ペコデコ