ヒトツバタゴの花＊

今日は朝からとてもいいお天気で、いっきに夏がきたような暑い日になりました



家のすぐ近くの高台に咲く、ヒトツバタゴの花が満開になりました

花言葉は《清廉》



崖下から見上げていると、そんなに大きな木には見えないんですが、目の前で見るととても大きいです



実は、この木が植わっている場所は、前は公民館のようなものだった家がある場所です



その家をどなたかが購入して住まれているような雰囲気なのに、一緒に散歩に出た母が『大丈夫！大丈夫！』とずうずうしく敷地まで入りこんだんです



その母について一緒に入り込んだ私もずうずうしいんですが、《ヒトツバタゴ》のあまりの美しさに、思わず見とれて写真を撮りまくっていたら、家の中から人が
(やっぱり住まわれていたんだ)



そしたら、『綺麗な写真撮っていってくださいね～』と優しいお顔で声をかけてくださいました



『すみません』と平謝りの私に、重ねて優しい言葉をかけてくださって、素敵な写真が撮れました



新緑の美しい季節に、まるで雪が降り積もったように見える花は、とても清らかでキラキラしています



この木には別名があって、その名は
《なんじゃもんじゃ》



水戸の黄門様が『この木はなんじゃ？』と家来に聞いたところ、困った家来がとっさに『もんじゃでございます』と答えたというところから《なんじゃもんじゃ》という言葉ができたという説もあります。。。



でも《なんじゃもんじゃ》と呼ばれる木は楡や菩提樹など他にもあるので、やはり私は《ヒトツバタゴ》と呼んでしまいます



そして、それにはもう一つ理由があって、地元に昔から馴染みのある菓舗《ひとつばたご》さんがあるからなんです



店名は
『この花の清らかさや色香を御菓子によって表現したい』
という思いから付けられたそうです



その名の付いたお菓子の美味しいこと～
ふわっふわの生地に
コーヒークリーム
レーズンクリーム
マーマレード
つぶあん
この４種類がそれぞれはさんであって、手土産などで頂くとテンションの上がるお菓子です



花のお話から、ついお菓子のお話にいってしまいました





木の真下から見上げたら、陽射しが射し込んでとても綺麗でした





ホントに雪が降り積もってるよう～





こんな写真も撮れました



写真をいっぱい撮らせてもらって、帰りはしっかりお礼を言ってきました





崖下から見上げた写真ですが、冬の雪景色と、春の新緑、そして秋の紅葉がいっぺんに見られたような気がしました



用事があって出かけた先で、素敵な景色を見つけました


ツリーハウスです
森に住む小人の家のようで、なんだかワクワクします





柿の木に花芽が付いていました



葉っぱと同じ緑色なので、よく見ないとわかりません
白い可愛い花が咲きます





金鎖(キングサリ)
キラキラ鮮やかな黄色に元気をもらえる気がします



こちらは誰も住まれていないお宅の前に咲いていたので、勝手に撮しました



道路から撮った写真なので、不法侵入はしていません



花の手前の葉っぱがキラキラ光っていて、蝶々のようです





牡丹の花です



実は先日この花を《芍薬》としてアップしてしまいました



母が芍薬と言っていたので、鵜呑みにしたんですが、なんだか葉っぱが違う気がするなぁ…と漠然と思っていたら、本物の芍薬が咲いたんです
(pecochanごめんなさい)



こちらが本物の芍薬です

花言葉は《はじらい》



先日のブログにも書きましたが、はにかみ屋の妖精がこの花にかくれたところ、花も一緒に赤らんだというイギリスの民話から～



花があまり綺麗に咲いてないんですが、それがかえって、天使さんと立ち姿のウサギさんがお顔をくっつけているように見えます



ちょっとばかり、fantasyの世界に入り込みすぎですか



ここのところのバタバタで、かなり気分も落ち込んでいたんですが、やはり可愛い花や素敵な木々に出会うと、気持ちも穏やかに落ち着く気がします



今日も読んでいただいて、ありがとうございました



　　　　　　　ペコデコ