最近胸の痛くなるようなニュースが多くて、いつものんきなことばかりブログに書いている自分が、時々心苦しくなるときがあります。



少し前に3歳の男の子が、母親の交際相手に暴行されて亡くなりました。



母親は止めたけれど自分も暴力を振るわれてどうしようもなかったとのこと…



今までに幾度同じようなニュースを聞いたことでしょう。



私には娘と息子が一人ずついます。



私は悪阻がとてもひどい体質で、2人がお腹にいる間の10ヶ月間、ずっと悪阻が続きました。



特に最初の娘の時は、水も飲めず毎日吐いてばかりで、出産予定の病院が満室で入院できなかったこともあり、毎日タクシーで点滴に通いました。
タクシーの中でもビニール袋を抱えて…



そんな母親の妊娠中の状態を知っていたかのように、生まれてからはとてもよく眠る機嫌のいい楽な子供達でした。



どちらかというとそれほど子供好きではなかった私ですが、生まれてからは子供が可愛くて可愛くて…



よそのお子さんを見ても可愛くてしかたありませんでした。



亡くなられたお子さんのお母さん、どんな風に出産されたのかな…
かばってあげることは、どうしても無理だったのかな…



どこかでご自分のお子さんを虐待されてるお母さん…



ご自分の中でどうしてもおさえきれないものがあるのかな…



でも、お子さんの寝顔を見てください…



生まれてきてくれたときのことを思い出しませんか?



虐待をされてるお子さんを、手も出せず見ていることしかできないお母さん…



どうか後悔のないよう、大切なお子さんの盾になってあげてください…



私のお腹の中で、悪阻と闘う私と10ヶ月も一緒に頑張って、この世に生まれてきてくれた子供達…



私にとって自分自身より大切な子供達です。



そしてそれを思うとき、今さらですが先日のスキーバス転落事故で亡くなられた方達のことが思われます。



もしかしたら夢を見ながら一瞬にしてこの世から居なくなってしまわれたかもしれません…



願わくば、どうか痛みなどなく眠りについたまま天国に旅立っててほしいです。



でも、残された親御さんのお気持ちを思うと、なぜこんな痛ましい事故が繰り返されてしまったのか、なぜ未然に防ぐことができなかったのか…悔しくてなりません。



亡くなられた乗客の方は、全員大学生だったとか…



それぞれにあったはずの素晴らしい未来も全部消えてなくなってしまいました…



亡くなられたのは私の息子と変わらない年齢の方達ばかりです。



親御さんにとっては、私と同じようにご自分自身よりも大切なお子さん達だったでしょう。



どうかバス会社様、今一度、大切な命を預かるお仕事だということを肝に銘じてください!!



バスと運転手の方の点検を怠らないでください!!



いろんな事情があるでしょうが、人の命より優先されることは何一つありません!!



どうか2度とこんな事故を起こさないでください!!



亡くなられた方々のご冥福を、心よりお祈りいたします…



重体だった23歳の男性の意識が回復し、短い会話ができるようになられ、食事も口から摂取できるようになられたとか…



体は回復されても、心の傷はなかなか癒えることがないかもしれません…



でも、せっかく助かった命です…
どうか大切な方達のために生きてください…



この世の中につゆほどの影響力も持たない私が、おこがましく気持ちの高ぶりにまかせて書いてしまったブログですが、今日も読んでいただいてありがとうございました。



庭の片隅でけなげに咲いていた花です…
危うく踏みつぶしてしまうところでした。