清水寺のブログでは、私の術後一年のことや娘の急病のことに、思いやりのあるあたたかいコメントをたくさんいただいて、とても嬉しかったですHAPPY



本当にありがとうございましたheat+kira*



娘は大事をとってホテルでお留守番ということになり、母と2人で金閣寺に参拝したことを、今日は書きたいと思いますべぇ~



母と2人でお出かけなんて、初めてかも??



高校生の時に祖母が亡くなるまで、ずっとおばあちゃん子で育ったので、母と2人で食事に行ったりすることはありますが、2人で遊びに出かけるなんてことは祖母が亡くなってからもたぶん?なかったので、内心ちょっぴりドキドキ汗



でも、数年前に父親が脳梗塞で倒れて、家に戻れないまま病院で亡くなり、ろくに親孝行もしてなかったのが心残りで、母には父の分も…とずっと思ってきたので、ケンカだけはしないようにと固く心に誓って出かけました汗



一日一回はケンカするのが日課になってる私達なのでてへ



まず向かったのは金閣寺



金閣寺と呼ばれていますが正式には
鹿苑寺(ろくおんじ)ですべぇ~



鎌倉幕府滅亡後、荒れ果てた西園寺を足利義満が譲り受け、『山荘北山殿』と呼ばれる大規模な邸宅を作ったんですが、足利義満の死後、遺言により北山殿は舎利殿(金閣)を残して解体され禅寺となり、義満の法名『鹿苑院殿』から2字をとって『鹿苑寺』と名付けられたそうですらぶ②



何度も京都に行ってるわりには、金閣寺は小学校の修学旅行以来です音符



実は金色の派手さがあまり好きではなくて汗



それにキラキラした石も嫌いなので、アクセサリーもシルバーかプラチナ~



って、そんな話じゃないですねてへ



あらためて金閣寺を訪れてみると、荘厳できらびやかな佇まいに本当に圧倒されますキラキラ



スマホで撮っても

美しい~!!



絵になる~!!



金色が好きじゃないなんていう話のレベルじゃないことがよくわかりましたん~・・・。



銀閣寺の、質素でいて侘・寂の感じられる静かな美しさがとても好きで、京都に行くたびに訪れているんですが、侘・寂なんてえらそーに語ってるくせに、バカみたいな理由で金閣寺を敬遠していた自分が、とても恥ずかしくなりましたえ~ん



鏡湖池に写る金閣寺も…本当に素晴らしかったですキラキラ



屋根上の鳳凰像に太陽の光があたって、まばゆいほどに光っていましたラブ



金閣寺は1950年に、当時の修行僧の放火によって焼失していますので、今の金閣寺はあらたに建立されたものですらぶ②



当時国宝であった、足利義満の木像や貴重なものがいくつか焼失してしまいました涙



上層の天井板も『楠天井の一枚板』であったと言われていますが、焼失してしまったため確認はされていませんらぶ②



でも、あの大きな舎利殿の天井が一枚板だったなんて、いったいどれ程の大木から切り出されたのだろうと思うと、よけいに残念でなりません↓↓



焼失する前の金閣寺…
観たかったなぁ…涙



私が生まれる前のことなので、その事実というより、この放火事件を元に書かれた フィクションである三島由紀夫の『金閣寺』の方がとても印象に残っていますらぶ②



金閣寺を水面に映す鏡湖池の周りは、室町時代の代表的な池泉回遊式庭園』で、池の周りをぐるっと散策できるようになってるんですが、途中で行き止まりになっていて、一般人は立ち入り禁止だそうでとても残念でした↓↓



そういえば、金閣寺の金箔張りはたった一人の名人がすべて施したと、いつかのテレビ番組で聞いた覚えがありますが、金箔の張られた舎利殿を目の当たりにすると、どれだけ大変だったであろうかと、その方のご苦労を思うと頭が下がりますらぶ②



そして、足利義満がお茶の水に使ったと伝えられる銀河泉』、足利義満が手洗いに用いたと伝えられる厳下水』を見て歩き~



その先に、滝を登りきった鯉は龍になるという中国の故事に因んだ龍門の瀧』がありましたべぇ~
魚の形をした『鯉魚石』のあるのが特徴なんですが、大きな鯉魚石に小さな瀧がちょっぴり迫力負けしてるかなてへ



そしてそのまま歩き進むと、安民沢』という池の中に白蛇塚』という五輪の石塔がありましたにへ



池の中の小島に建てられている石塔が、白蛇塚と聞くとちょっと恐い感じがしましたが、すぐ近くを数羽の鴨が悠々と泳いでいて、羽をバタつかせるととても綺麗な色で、思わず恐さも忘れて見とれてしまいましたラブ



そのまま行くと『夕佳亭』がありますにへ
江戸時代の茶道家金森宗和が建てた数寄屋造りの茶室で、小高い位置にあって、夕暮れ時にここから眺める金閣(舎利殿)が夕日に映えてとても美しいことから、夕日に佳い茶室夕佳亭と名付けられたそうですべぇ~



夕佳亭も明治初年に焼失し、明治7年に再建され、平成9年にも解体修理されているそうです↓↓



火事は一瞬にして貴重なものを焼き尽くしてしまう…
本当に恐いですねえ~ん



夕佳亭のそばに『貴人榻 』と呼ばれる椅子のかたちをした石がありますべぇ~
少し小さいですがホントに椅子の形をしていて、見物していた方が座られているのを見て、およそ貴人とはほど遠い母もずうずうしく座っていましたん~・・・。



私は小心者なので座れませんてへ



夕佳亭前には、自然石の『富士形手水鉢』 があって、自然のなせる技をあらためて感じる素晴らしい石だったんですが、由緒ある手水鉢なのに、お水の中にお賽銭として入れられたのか小銭が入っていたのが興醒めでした汗



あちこちにあるパワースポットでもそうですが、お賽銭箱がないところにお金を投げ入れたりするのは、かえって良くないんじゃないのかなと思う私です汗



全部ではありませんが、一応撮った写真を載せま~すにへ



真ん中の茅葺き屋根の建物は、お守りを売っている場所ですキラキラ
こんな所も風情がありますねにへ



歩き回って疲れたなと思っていると、美しい紅葉の下でお抹茶をいただける『不動堂茶所』というお店があったので、ひと休みすることにしましたにへ



一緒に出してくださった和菓子は『金閣』という名前の、和三盆精糖金閣寺納豆入りの銘菓だそうです音符



せっかくの和菓子は苦手で食べられなかったんですが、やはり京都にはお抹茶が合いますよねheat+kira*



美しい紅葉を眺めながら、母とたわいもない話をしてまったりしてたら、また元気が出てきたので、次の目的地北野天満宮へ向かうことにしましたべぇ~



長くなりますので、また次回にさせていただきますねにへ



金閣寺では、有名な『陸舟の松』と呼ばれる、足利義満が手植えしたと伝えられる松があったはずなのに、見忘れてきてしまったことに帰ってから気づいて、とても残念でした涙



またいつかリベンジしたいと思いますべぇ~



そうそう、金閣寺から次の北野天満宮へ向かうバスの中で、男の人がずっと口笛を吹いていて汗
(日本の方じゃないのかな?日本の方がバスの中で口笛吹くなんてちょっとあり得ないですよね?)



それがまた上手~ラブ



でも、聴いたことのある曲なのに、いまだに思い出せない私ですてへ



忘れちゃわないうちに思い出した~いえ~ん



今日は、読んでくださってありがとうございましたハート



コメントたくさんいただいたばかりなので、今日はコメ欄閉じますねべぇ~