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こんにちは、星奈です。

 

 

『ジムに行ってランニングマシン使う意味ある?外を走ればいいじゃん。』

 

 

ジムに通い始めて半年になるのですが、この前知人にそんな事を言われました。

 

 

確かにランニングマシンは外を走る時のように景色が変わったりもしませんし

空気抵抗もありませんので実際に走るより負荷が小さい=効果が薄いと言われたりもします。

 

 

が、、なんか悔しかったので

こそこそとランニングマシンの良い所を調べ、ねちっこく自分の身体で検証しました。

というわけでご紹介していきます。

 

 

 

ランニングマシンの良い所 「傾斜」が設定できる

 

 

 

いろいろ考えましたが、個人的にはこれが一番のメリットかなと思います。

 

 

というのも、

外を走るより負荷が小さい=効果が薄い

という意見に真っ向から噛みつけるところがとてもいいなと感じたからです(性格悪)。

 

 

そうです。知っている人からすれば当たり前かと思われますが、

ランニングマシンは速度以外にも「傾斜」が設定できるのです。

 

 

外を走るといってもこれだけは再現できませんよね。

20分も30分も同じ傾斜の坂道を上り続けられるルートなんてありませんからね。

 

 

ちなみに「傾斜」をつけることによって、

たとえウォーキングであっても平地を走るのと同じようにしっかりとカロリーを消費できるのです。

 

 

これについて自分で実際に歩いて検証してまいりましたので、どうぞ最後までお付き合いください。

 

 

傾斜をつけてウォーキング!はたして効果は?

 

初めに結果を公開しちゃいます。

 

 

こちらは私が実際に歩いて検証した

傾斜と消費カロリーの関係を図にしたものです。

 

 

速度は5.5km/h(早歩き程度のスピード)固定

傾斜を3パターンに分割してそれぞれ20分ずつ歩きました。

 

 

※ 検証の合間合間にインターバルを十分に設けて、前の心拍数の結果が影響しないように十分配慮しております。

 

 

傾斜0.0%(平地)、7.5%、15.0%の時の消費カロリー、心拍数は表に示した通りです。

 

 

平地の場合、消費カロリーは20分歩いても86kcalですが

傾斜を15.0%に設定すると

同じ20分のウォーキングでなんと、、252kcalも消費しました。

 

 

しかし、ここで注意しておかなければならないのは心拍数です!

 

 

 

カロリー消費には最適な心拍数がある

 

 

 

調べたところ、最大心拍数に対し、おおよそ60~70%程度の心拍数で消費カロリーが最大となるようです。

 

 

最大心拍数の求め方は(220 - 年齢)で求められます。

 

 

例えば30歳の方なら

 220 - 30 = 190

ということで、190bpmが最大心拍数となります。

 

 

これをもとに最適な心拍数を計算すると、

 190 × 0.6(60%) = 114

 190 × 0.7(70%) = 133

よって心拍数114~133bpmの間をキープし続けることで、効率よくカロリーを消費できる、ということになります。

 

 

ここで上の表を見ると、、

 

 

傾斜0.0%、7.5%の時は良いですが、

傾斜15.0%になると最適心拍数をオーバーしています。

 

 

通常、最大心拍数の80%を超えた運動は、

無酸素運動に分類されるそうです。

 

 

つまり有酸素運動の効果を期待しているのであれば、無理して傾斜をつけすぎると逆によくないという事ですね。

 

 

ここまでの話のまとめ

  • 「傾斜」を設定すれば走らなくても効率良くカロリーを消費できる。
  • 自分の年齢からカロリー消費に最適な心拍数を知ることができる。
  • 最適な心拍数に合わせて傾斜を設定すれば、有酸素運動の効果を最大化できる
 

ネットサーフィンしている間の20分はあっという間ですが、運動している間の20分ってとても長いですよね。

 

 

少しでも効率よく運動して、自分の理想に近づいていきましょう。