ことん

 

2階の本棚から1階までくま子が運んできたのは

エルモだった

 

 

結構、高いトコロに置いてあって

今までは無事だったのに

くま子、必死で取ったんだな^^;

 

椅子に座らせて置いたら

そのすぐ下でずっと眺めてるくま子^^

 

 

気付いたらお気に入りのダンボールの中にいた

 

 

はちは冷たいフローリングの上でごろごろ

 

 

手を伸ばすとお腹を撫でてくれると期待してか

わくわくした表情に変わるw

 

 

はるとくんたちは盛夏のドレスにお着換え♡

これらもDAISOエリーちゃんのドレスなので¥110

 

 

なんかこのバーテーブルの上は

カワ(・∀・)イイ!!ヤツらが集まってるなw

 

 

ペン立てに使ってる泉屋さんのハロウィン・クッキー缶のお化け

100均で買ったクリップのシマエナガ

秋田犬の郷土玩具デザインのキーホルダー

 

 

100均のユニコーン消しゴムセットとか

これ自分が小学生の時だったら凄く大事にしてたと思われ

 

 

それにしてもはるとくんらは

まるでスーパーモデルのようにドレス似合うな~!!

 

さて

NHK大河ドラマ『光る君へ』は

『風と雲と虹と』以来の大のお気に入りドラマだが

先週の藤原宣孝の台詞に

 

子供の命とはそういうモノだ

 

と言うのがあった

 

アダム・スミスの『国富論』では

当時の出生率に対して成人はおろか

10歳未満で死に至る子供がいかに多いかが

物凄く細かい数値を引き出しながら記されてるが

18世紀のイギリスでそうなんだから

平安時代(9世紀)の日本では

宣孝の言こそが真実を物語ってるのだろうと思った

 

細かい数値を確認するために『国富論』を再読したくなったが

きっとおとっつぁんの蔵書にあると確信してたので

持って来たまま箱に入れっ放しだった文庫本100冊ほどの

整理をするコトにした

 

 

結果的には見つからなかったので

『国富論』は電子書籍で購入したのだが

昔、確かに岩波文庫の『国富論』があったはず・・・

 

国富論(上) (講談社学術文庫)

 

おとっつぁんが無類のジャガイモ好きなのを

いつからかなぜなのか訊いた時に

「これを読めばわかる」って『国富論(上巻)』を

借りて読んだはずなのでね

 

宣孝の台詞に話を戻すと

最も人口に膾炙してる象徴主義文学であろう

メーテルリンクの『青い鳥』も

最初に完訳版を読んだ時は衝撃を受けた

 

青い鳥 (新装版) (講談社青い鳥文庫 166-2)

 

冥界に迷い込んだチルチルとミチルが

祖父母と再会するのは尤もだが

なんと弟妹とも再会するのには驚愕した

 

それはもう子供の出生率が激減しつつも

10歳までに死に至るようなコトが稀な時代に

生まれ育った自分からしたら

とても異常な事態に思えて奇異に感じたからだ

 

でも自分の親の世代では

兄弟が多い方が当たり前だった日本

 

子供が生まれたら成人まで育つのが当然になって

実はまだ100年も経ってないのだよ

 

「宣孝は決して非情なのでなく

役人らしく常識的な男だったのだ」

と独り言ちた