この1週間、ずっと悩んでたのは
江戸時代の日本でワニという生物が
認識されてたのかどうかというコトだった
らくあさんと行った上野の東照宮の透塀(すきべい)に
【因幡の白兎】が描かれてたからなのだが
それがまさにこんな↓緑色のワニだったのだ
※ワニはLACOATEのロゴをお借りしましたw
現代日本ではワニと言えば
誰もがこんな緑色のヤツを思い浮かべるだろうし
そういうのが野生では生息していないのも
周知の事実である
だから古来から伝わる物語に登場するワニは
実はサメのコトだとする説が一般的で
『古事記』の【因幡の白兎】に登場するワニも
=サメ説が有力である
しかし上野の東照宮は1627年創建で
江戸時代(1603年 - 1690年頃)初頭だが
ワニの正式な初来日は1780年で150年以上も後なのだよ
↓明治維新前に日本に渡来した動物の記録を時代順に並べた以下のリンク先の資料による
つまり透塀を彫って彩色した職人が
どうやってLACOSTEのロゴみたいなワニのビジュアルを
知り得たのだろうと言う不思議について
ずっと気になって調べていたが
1週間ググり続けるも答えは得られずだった
全く証拠は見つからなかったが
考えられるのは安土桃山時代の南蛮貿易に携わって
現地(フィリピン辺り)まで行った日本人が
初めてワニを認識したのでは?
それにしてもワニという名称が先にあって
後から、それも1,000年も経ってから
初めて実物のワニに対してその名が冠せられるってのは
なんとも奇妙な事態だと思われ^^;
いや、誰が何を根拠にアレをワニだとしたのか
日本近海に生息してて実在してたけど絶滅した別の生物が
本物のワニだったかもしれないとか
考える程にパラドックスに陥ってしまった
実際、日本ではワニの化石も見つかっており
有史以前にはワニがいたのは間違いなく
【因幡の白兎】の元ネタの物語が
神話の時代よりずっと古くからあったとすれば
それはやはりまさにワニなのか?
まあその頃にはウサギやヒトの方こそ
いなかったかもしれんて><
そしてLACOSTEのワニと言えば
自分は母親のコトを秘かに鰐婆と呼んでた
美味しかった~♪