なんか凄く変な時に
読み始めてしまったと
ちょっと後悔してるるる～＞＜
購入した2007年より
未読だったデフォーの『ペスト』
ダニエル・デフォーが
『ロビンソン・クルーソー』を出版したのは
1720年だったが
その2年後に出版された『ペスト』
ちなみに原題は
『ロビンソン・クルーソー』が
『The Life and Strange Surprizing Adventures of Robinson Crusoe, of York, Mariner』
マリナーのヨークのロビンソン・クルーソーの驚愕の冒険と人生で
『ペスト』の方は
『A Journal of the Plague Year』
疫病の年の通報、かな？
自分の持ってる筑摩世界文学大系版は
シェイクスピアの英訳でも高名な
平井正穂の訳なので
原文に忠実に訳されてるようだが
2017年に出た『ペストの記憶』は
更に読みやすく工夫されてるようで
原文には無い章分け（※）もなされてるるる～
※ｱﾏｿﾞﾝの該当ページの画像にはその章分けされた目次が載ってる
これは小説の形態を借りたほぼドキュメンタリーで
ロンドンでのペスト大流行が
約10万人の死者を出すに至るまでが
仔細に綴られてて
当時のパンデミックの様子が
ありありとわかるのだ（ﾟ＊ﾟ；）
今、奇しくも新型コロナウィルスによって
じわじわくるパンデミックを
現実でも味わってるので
他人事とは思えずに
物語に没頭して夢見も悪い（－_－；）
しかし夜な夜な読み進んでるのは
デフォーの小説家としての度量が優れてるからでなく
むしろ2つの点で小説として決定的にダメで
それによって惹き付けられてしまう
自分のｦﾀさがダメ過ぎだｗ
2つの点の1つはその資料としての正確さだ
まだ世に新聞も無かった頃に
市民は疫病の感染拡大を知るのに
教区毎の死亡通報のみで
そこには一定期間に教区で死んだ人数の総数が
記されてるだけだった（（（（； ゜Д゜））） ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
その死亡通報の内容が
「いつからいつまでの〇×地区 X名」
そんな羅列がひたすら続くのだが
聖書の系図の説明のように淡々としてて
ちっとも面白くもﾅｲはずなのに
これがじわじわくるのだ（-人-；）ﾅﾑｱｰﾒﾝ
数値が微妙に上がっただけで
感染者の死亡数の内訳が気になるのだが
それが「ペスト」としてではなく
明らかに嘘であろう「腸チフス患者」だとかあって
数値の裏読みをしたくなってくるのだ＾＾；
もう1つはこれもやはりピューリタン文学なのだ
だから感染が広がるロンドンで
郊外に暮らす主人公が
全てを捨てて逃げるべきか
その場に残って神に委ねるべきか
そんなコトを悩んでるのが
もう現代の応用微生物や病理学を学んだ自分からすると
ﾎﾟｶｰﾝ。（ﾟдﾟ；）
まあでも不思議と最初から
きっちり読み始めて読み進んでるのは
結局、文体がどうとかでなく
内容が興味深かったら読むワケで
それが冗長過ぎると飽きるも
危機迫る恐怖に対しては
ましてや現実世界とダブってたら
そりゃ読み進むはずだ
そんなカンジで読むなら今！
カミュもね
さて
今朝は靖国神社に梅を見に行く前に
朝食に何を食べようか漁ってて
こんなのを買ってあったのを思い出した
ラーメン好きではﾅｲのだが
オオカミ好きなので
パッケージに惹かれて買ってしまったのだｗ
しかし京風らーめんのような
あっさりとしたモノを好む自分には
3分経った後のスープの状況を目にしただけで
もう食欲はどこかに飛んでったヽ（ﾟ∀。）ﾉ
味的には担々麺としか思えず
担々麺が嫌いではﾅｲので
麺は食べ切ったけど
スープは２口までが限度ｗｗｗ
気を取り直して靖国神社へ
近寄れば梅の香り
梅の香りに酔い心地になりながら
今日は上野に牡丹を観に行こうかとも思ってたが
猫らがやたらとまとわりついてくるので
午前中は家事の合間に読書や編み物をしながら
なんとなく猫らと寛いでた
はちは本を読んでると
自分も開いてるページに頭を擦り付けたり
本の端を噛んだり（こらこら＾＾；）
でもそれ以上のいたずらはせずなので
読書に支障は無い
横から「ひゃ～（遊んで♡）」と
やってくるくまの方にこそ
何度も読書を中断させられるのだ＞＜
それを無視してると
ちょっとづつ機嫌が悪くなるくまｗ
くまは怒ろうが、怯えて顔が変わろうが
もう可愛くて仕方がﾅｲので
根負けして猫じゃらしで遊んでやるのだが
休日しかそうして接してあげられずにいるので
精一杯尽くすか＾＾
編み物もそれなりには進んだ
余ってたグリーン系の糸を
一周だけ編んで・・・
あと数段また白で編むかな♪