忘れてたw

 

 

ゆめかわいい色番(#203)のランタナで

ストールを編んでたのだった

 

 

でも実際の糸は写真で見るより

色が濃くて、くどかったので

これだけで編んでみたら

ちっともゆめかわいいパステル調にはならず

白を混ぜてみたらイメージ通りに編めた

 

 

あとグリーン部分がまだだいぶ残ってるものの

全体の色のバランス的には

このまま仕上げたくなってきたので

グリーンの最後の一段を編んで

あとは白でレースエジングを編もうかと^^

 

このストールの編み方は

リバーシブルになってるのだが

目を拾うのに表目か裏目かで

どちら側かに筋模様が出たりするので

目と目の間を拾うか

表目と裏目をいっぺんに拾ってるるる~

 

 

あと目と目の間を拾うにしても

そのまま拾ってしまうと

裏側に渡した糸が出てしまうので

編み目にはっきり裏表が出来てしまうから

そういう編み目を使わず

糸を引っ掛けてから拾う編み目で編んだのだ


ちなみに長編みだと

先に糸を引っ掛けてはいても

最後に引き抜く直前では

そのまま引き抜いてしまうために

やっぱり裏側に渡した糸が出てしまうので

リバーシブルにはならんのだね

 

基本的には中長編みで

その中長編みも連続して編まずに

間に鎖編みを挟むコトで

リバーシブルを実現してるるる~

 

しかしそんなリバーシブル地の編み方って

編み方自体は初心者レベルでも

目と目の間を拾うとかって

編み図ではどう表現するのだろう^^;

 

 

結局、こういう本のように

写真で解説するしかナイのかな。(´д`;)ギャボ

 

 

それかYouTube動画にするか・・・

動画って観るのも撮るのも

どうも馴染めナイんだが。(゚д゚lll)ギャボ

 

単に昔からクッソ重いファイルが嫌いなんじゃw

 

 

さて

ジョナサン・スウィフトの『ガリヴァー旅行記』は
児童文学として定着してるし

何度も映画化されてるし
ガリヴァーがリリパット国で

小人たちに縛り付けられてるシーンは
誰もが思い浮かべるポピュラーなビジュアルだろう

 


とはいえ

全編をちゃんと読んでナイ人の方が

圧倒的に多いだろうから
ストラルドブラグなんてのは初耳かね?

ストラルドブラグとは

ラグナグ国で稀に生まれる不死の人間で
生まれた時点で痣があるのでそうとわかるのだが
ガリヴァーはストラルドブラグの存在を

最初は絶賛してて
もし自分がストラルドブラグであったら

まずあらゆる手段方法をつくして金儲けをしようと思う。

から始まって

学術的にどれほど成果をあげられるだろうかなどと

永遠に続く輝かしい未来を夢想するるる~


しかしそうして浮かれてるガリヴァーを

ラグナグ人は嘲笑するのだ

 

 

実際のストラルドブラグたちが

どれほど悲惨であるか

ラグナグ人はよくわかってるからだ

彼らはもう他の一般老人のあらゆる痴愚と弱点とを網羅してるばかりでなく、おまけに決して死なないという恐るべき見込みからくる、まだまだたくさんの弱点をあわせ持つことになる。すなわち頑固で、依怙地で、気難し屋で、己惚れで、(中略)ただ嫉妬と無力な欲望ばかりが燃えさかる。

引用の最後にある「嫉妬」の矛先は
まずは生気に溢れた若者で

これはフツーの年寄りでもそうだろうが
違うのは死にゆく老人に対しても「嫉妬」する点だ

むしろ若者以上に老人にこそ

彼らは「嫉妬」するのだが
それは死ぬ希望を持つコトさえ許されず
老いさらばえて尚も永遠に生き続ける苦痛が

生き地獄だからなのだ(゚*゚;)

そんなストラルドブラグの実態を知ったガリヴァーは
彼らを目の当たりにして

死ねナイ恐怖を思い知れば

死への恐怖に打ち勝てるだろうと考えて
本国イギリスへ彼らを遣わそうと計画

 



作者であるジョナサン・スウィフトは

64歳頃から病に侵され
聾になり、眩暈が酷く、人間嫌いも激しくなり
74歳でついに狂人と認定されてしまい
78歳で死ぬまで悲惨を極めた最期だったので
この一節は自身の未来を予見してるよう・・・

((((; ゜Д゜))) ガクガクブルブル

ところでガリヴァーは

ラグナグ国に来るまでには
→リリパット(一旦帰国)
→ブロブディンナグ(一旦帰国)
→ラピュタ、バルニバービ、グラブダブドリッブ
と実在しナイ国を渡航してきたが
ラグナグ国の次に立ち寄ったのは

なんと・・・

 

 

日本(゚Д゚)ハァ?

『ガリヴァー旅行記』の中で

唯一実在する国なのだ(゚Д゚;)ハァア?

ザモスキ(?)から上陸し
首都のエド(江戸)で皇帝(将軍か?)に謁見
ナンガサク(長崎)からオランダ船に乗り
アムステルダム経由でイギリスに帰国

ラグナグ国王と日本皇帝(将軍)は

親交があって親書が送られたってのは

もちろん全くのフィクションなのだが
日本が鎖国によって

オランダとしか交易してなかったのは史実で
架空の国々に紛れて

実在する日本が

辻褄を合わせるために登場してるのは
当の日本人からすると奇妙だw

 


あと間違ってはいるが

ガリヴァーが長崎からの出航時に

【踏絵】を拒否したりもしてるのがなんともwww
だって【踏絵】をさせられたのは日本人だけだからね

それにしたってスウィフトは

いったいどうして日本の国について

ここまで知り得たのだろうか?

スウィフトが生まれたのは

16世紀後半~17世紀中頃までのアイルランドで
イギリス移民の家庭に生まれて
首都ダブリンで教育を受けて
ロンドンで一旗挙げようと

政治活動で奮闘するも
結局のトコロは終生

聖職者の職に就いてたので
確かにいくらでも書物を読む機会はあっただろうが

いったい何を読んだのか?

ヨーロピアンが日本を知ったのは
13世紀のマルコ・ポーロの

『東方見聞録』において
黄金の国ジパングとして紹介されてからだ

 


スウィフトは『東方見聞録』も読んだかも知れナイが
時代が古過ぎるから事情は違ってて

何の参考にもならなかったはず

その後、大航海時代(15世紀~)を迎えて
ヨーロッパの各国が

豊かな植民地を求めて躍起になってたが
その中でオランダだけが

日本との交易権を得ていても
調べた限りではオランダ人が

当時の日本を記述したモノなんぞは
出回ってなかったようだから
オランダ商船の船員に

直に話を聞いたのだろうか?

謎だ・・・ぬぬ(゚ぺ;)

ちなみにシーボルトは

スウィフトより後の時代の人^^