神保町の小宮山書店のガレージセールで
『中央公論 増刊 メディチ家のフィレンツェ』を
『ユリイカ 臨時増刊 ランボオ』と
『ライン河の文化史』なる本と
3冊¥500で買ったのは
2012年の10月のコトだった
喉が渇いた時に水を飲むように
心が荒んできた時には美しいモノを見るが
この『メディチ家のフィレンツェ』は
その度に心を潤してくれた
巻頭のこの地図は
ルネサンス期のフィレンツェの街並みが
その景観の美しさのまま描かれてる
巻末にあるこのグラフは
「フィレンツェ・ルネサンスの巨匠たち」の
生没年月日比較が一目瞭然で
右ページの方は1500年より以前に生まれてる場合
生年月日は1500年でカットされてるが
左ページの方の右から10本目の一際短いのは
享年37歳のパルミジャニーノ(1503/1/11~1540/8/24)
『長い首の聖母』(ウフィツィ美術館蔵)や
『凸面鏡の自画像』がよく知られてる画家である
自画像がどれだけハンサム化されてるかは別としても
ルネサンス期の芸術家を網羅して
人物伝を著述したヴァザーリによれば
「天使のように美しい」そうだが
実際にヴァザーリがパルミジャニーノについて
どんな風に詳述してるのかは
自分自身では確認するに至ってナイ
なぜなら自分が持ってる白水社から出てる抄訳は
パルミジャニーノの項は未収録だからだ
もちろん中央公論美術出版から
完訳版の『美術家列伝』も全6巻で出てるし
パルミジャニーノの項がその第3巻にあるのも
知らナイワケじゃナイが
定価¥32,400の本を買う決心は
なかなかどうしてつかナイのであるるる~
一応、第3巻のラインナップをここにメモしておく
レオナルド・ダ・ヴィンチ ジョルジョーネ・カステルフランコ アントーニオ・ダ・コレッジョ ピエロ・ディ・コジモ ブラマンテ フラ・バルトロメオ マリオット・アルベルティネッリ ラファエッリーノ・デル・ガルボ ピエトロ・トッリジャーノ ジュリアーノ・ダ・サンガッロとアントニオ・ダ・サンガッロ ラファエッロ・ダ・ウルビーノ グリエルモ・ダ・マルチッラ クローナカ ドメニコ・ブリーゴ アンドレア・ダ・フィエーゾレと他のフィエーゾレの芸術家たち ヴィンチェンツォ・タマーニとティモテオ・ヴィーティ アンドレア・ダル・モンテ・サンソヴィーノ ベネデッド・ダ・ロヴェッツァーノ バッチョ・ダ・モンテルーポとラファエッロ・ダ・モンテルーポ ロレンツォ・ディ・クレーディ ロレンツェットとボッカチーノ バルダッサーレ・ベルッツィ ジョヴァンフランチェスコ〔・ペンニ〕とペッレグリーノ・ダ・モデナ アンドレア・デル・サルト プロペルツィア・デ・ロッシ アルフォンソ・ロンバルディ、ミケランジェロ・ダ・シエナ、ジローラモ・サンタクローチェ、ドッソとバッティスタ〔・ドッシ〕 ジョバンニ・アントニオ・リチーニオ・ダ・ポルデノーネと他のフリウリ地方の画家たち ジョバンニ・アントニオ・ソリアーニ ジローラモ・ダ・トレヴィーゾ ポリドーロ・ダ・カラヴァッジョとマトゥリーノ・フィオレンティーノ ロッソ・フィオレンティーノ バルトロメオ・ラメンギ〔バニャカヴァッロ〕と他のロマーニャ地方の画家たち フランチャビージョ モルト・ダ・フェルトレとアンドレア・ディ・コジモ・フェルトリーニ マルコ・カルディスコ〔マルコ・カラヴレーゼ〕 パルミジャニーノ〔フランチェスコ・マッツォーラ〕
しかしながら今回
酔っぱらって階段から転げ落ちて
怪我をしてしまったコトで
一晩に3万円以上も呑んでしまって
最終的に怪我をするくらいなら
この本買った方が断然お得じゃね?!
そろそろ決心のシドコロかな???
さて
先日、超極太シュニール糸で
ぬこきっつぁんの背もたれカバーを編んだが
問題点が2点浮上した><
1つ目は長時間座ってる内に
ずり上がってくるコト
2つ目は椅子の背の穴から
はちが攻撃してくるコト
とりあえず100均にアイディアを探しに行って
1つ目はヘアゴムで解決
前後の最下段の目に通して
留めてみた^^
2つ目はそれまで使ってたのを
ちょうど解いて巻き直したトコロだったので
棒針のゴム編みで輪状のカバーを編むコトにした
編み物の便利なトコロって
こうして解いて最初から編み直せるコトで
より適った形に生まれ変わるるる~♪
それにしても怪我した左手が痛いので
編むテンポが遅くて眠気を誘うw
はちも眠そうだな・・・
くまは寝てるな・・・