「ダイエット中だから…」と、食べたいものを
我慢しているのに、思うように成果が出ない……
なんてことになっていませんか?
ただ痩せることを目的にせず、
健康で美しい身体を作ることを目的に、
ちょっと意識を変えるだけで
万年ダイエッターから卒業できるかも知れませんよ。
万年ダイエッターから卒業する
3つのルール
(1)依存性の高い食品断ち
油で揚げたスナックや、
お砂糖たっぷりの甘いお菓子を
一度食べ出すと止まらなくなった経験は
ありませんか?
油や甘味は、
脳の報酬系と呼ばれる部分を刺激して、
一時的に快楽物質が分泌され脳が興奮するそう。
そのため、依存性が高く、
ストレスや疲れを感じた時に
ついつい油ものや甘いものに手が伸びてしまうのです。
カロリーゼロの人工甘味料もNG。
米バデュー大学の研究によれば、
人工甘味料は身体や脳内の仕組みを混乱させ、
余計に空腹感を感じたり、
甘いものが食べたくなる衝動をおこさせるそうです。
また、カロリーゼロだから大丈夫! と
依存してしまう可能性もありますから要注意!
依存性の高いスナック菓子や甘いお菓子が食べたくなったら、
ナッツやドライフルーツ、高カカオチョコレートを
味わって食べる習慣をつけましょう。
(2)「食べる=美を作る」と考えをチェンジする
私たちの身体は、食べたもので作られています。
ですから、食べることは太ることではなく、
「健康で美しい身体を作ること」。
今食べているものは空腹を満たすためのものではなく、
「自分の身体を作るもの」と思えば、
自然と身体に優しい食べ物を選べるように
なれます…よね⁈
(3)カロリー信仰を捨てる
食べたものが身体の中で脂肪になるのか、
エネルギーとして消費されるのかは
カロリーだけでは推し量れません。
同じカロリーであっても、
タンパク質は摂取カロリーの約30%が
DIT(食事誘発性熱生産)として消費されます。
一方、糖質や脂質は約6~4%としか
DITとして消費されません。
カロリーが低い=脂肪として蓄積されにくい、
という図式にはならないのです。
また、同じ脂質でも、
肉の脂はバターなどの飽和脂肪酸は
体脂肪として蓄えられますが、
オレイン酸やα―リノレン酸、DHAなどの
不飽和脂肪酸は、
エネルギーとして消費されたり、
細胞や組織を作ります。
油も、体にいいオメガ3系の亜麻仁油やエゴマ油、
代謝が早いココナッツオイルなどのいい油を
選んで摂り、代謝の良い身体を作りましょう。
ダイエットは辛いものではなく、
美味しく食べて健康と美を作るのが基本。
誰のためでもない自分のために、
食生活を見直し、万年ダイエッターから卒業したいですね。