あれから、コロナが日本にも流行してきて学校もオンライン等で自宅学習に切り替わった泣彼からは翌日たわいもない一言ラインが来て、私もそれに一言返すと言う甘くも色気もないお互いのやり取りだった。

私も彼もお互い連絡する事もなく、3ヶ月が過ぎて季節は夏になっていた。その辺りから少しイライラしている自分がいた。

5月末で非常事態宣言も解除された。

普通は、こんな場合気になっていれば女性から「元気?」って送ったりするのだろうか!?彼も帰りにあんな言葉を言う位だから、「元気はてなマーク」位何故私によこさないのか??私は独身の頃に主人以外の彼氏に(主人ともプロポーズされてからやっと自分から)自分から連絡した事が一切無かったから、連絡は男性からすべきと言う今となっては大変恥ずかしい愚かな固定概念があったのだショボーンそれともし彼から連絡が来たらお金を一軒目以外支払って貰ってたので、お返ししたいとも思ってたのだ。

そんな思いもあり、日に日に『何で連絡来ないのアセアセ』『なんで私から連絡しなきゃいけないのむかつき』というストレスが募り、とうとう情けない事にラインの音がなる度に直ぐに見る習慣が出来てしまっていた。

本来、私は毎日連絡する事が苦手。彼氏とも毎日のメールのやり取りは義務感を感じ、見張られた感がありしんどい。しかもマメじゃない。ずっとラインアプリも入れてなくて、ママ友達からもせかされていた位だスマホこんなの、私じゃない。限界〜ムキーとうとう私は霊視が出来る占い師さんの門を叩いて、彼の気持ちを視て貰った。「セフレではないです。気持ちはありますが、彼も貴方からの出方を待っています」私の出方!?私もあなたの出方を待ってるよ!!ってそれを聴いて一人勝手にイライラしていた。でもその後に「貴方から連絡してみて下さい。喜びますよ」と言われた。「分かりました」と返事はしたもののそこから数日間、また私の変なプライドと葛藤メラメラ←ホント今考えたら、おかし過ぎる。連絡取りたいなら取れば良いだけなのにてへぺろ

時が経つにつれ、お金返さなきゃの重圧感がのしかかり、とうとうプライドよりそちらの方が勝った。意を決して彼に「渡したい物があるのよ。都合良い時に少しだけ昼間会社近くのコンビニで会えないかな」と連絡してみた。意外とあっさり了解してもらい、約束の日に「今から少しお時間取れます」と連絡が来て渡しに行ってきた。

最初渡したら←現金ではありませんウインク彼は驚いて受け取ってくれなかった。その後少したわいもない会話をして「そろそろ帰るね」って言ったら「良かったら、またご飯行きませんか?」と誘われ軽く頷いて車に乗り込んだ。