米澤穂信 の小説。
氷菓が面白かったので借りてきました。
ううむ。
パラレルワールドにスリップしてしまうのですが、
そこは自分が生まれなかった世界。
代わりに流産で生まれなかった姉が生まれていた世界。
自分か姉か。
彼女の存在が、自分の世界との違いを生み出していると気づき
絶望を覚えてしまいます。
SFっぽいですが、読後はホラーかも。
ううむ、2冊立て続けにこういう話読むと
落ちるなあ、気分が。
私にとっては良くない話でした。
すごくうまく作ってあって話としては面白いかも。
私の読書は現実逃避なので、
基本的にハッピーエンドが好きです。
○○殺人事件とかだって
最終的にはいい終わりがくるじゃないですか。
シンデレラの魔法が消えぬ間に の方は見方によっては
ハッピーエンドなのかもしれないけど、
ボトルネック の方はバッドエンドだと思う。
ぼかされてはいるけど・・・・。
続けて 米澤穂信 を読もうかと思ったけど
数冊好きな本やマンガを挟んで
気分を一新してから読もうかな。