アニメを見ていて、最終話だけどうしても理解しにくかったので

読みました。


戦争がはじまり、一弥が日本に強制帰国。

ヴィクトリカは父ブロア侯爵に最強の兵器として

監禁、投薬され、戦況を視る事だけをさせられて・・・。



途中ヴィクトリカが何故銀髪になってしまったのかが

アニメでは分からなかったのですが、

旧大陸の古き生き物たちは大陸を離れる事が出来ず、

同じ船に乗っていた古き生き物たちは命を落とし、

ハーフであるヴィクトリカは体力をかなり奪われたが

命は助かった代わりに、金の色を失くしたということのようです。



アニメでは無かったシーンだと思うのですが、

強制帰国の際、一弥が検閲を受けながら、ヴィクトリカに宛てたメモ。

自分も間もなく強制的に連れ去られる事がわかっていて、

内容を精査する時間も、持って学園を出る事もできないだろうからと、

セシル先生の手も借りながら、ヴィクトリカは自分の胸から腰にかけて

斜めに、針とインクで彫りつけるのです。


実はそれは一弥の住所で。

ほうほうの体でたどりついた日本で、

女郎屋に売られそうになるところ、身体に記された文字の為に

商品価値無しと判断され、放りだされ、

一弥の実家にたどりつく事ができたのです。



それから、4年後、足を怪我した一弥が帰ってきます。

ここはアニメのラストシーンでした。



その数年後、アメリカで探偵事務所を営む

東洋人の男性と、銀髪の小さな女性の夫婦の元に

依頼人が現れて・・・と言うところが小説のラストシーンでした。



やっぱり読んで良かった。

いろいろ納得もできたし。


アニメだけ見た人にはぜひぜひ8巻上下だけでも読む事をオススメします!