40年後に何を思う・・・
ちょっとした野暮用のため、
昨日の夜、ノルマンディの実家に顔を出した。
ディナーの最中、私のブログの話になったのだが、
パスカルが、「うちは、全然物を捨てない・・・ って話題を書いてた。」と言えば、
ママが笑いながら、「じゃぁ、ローズ、これを見せてあげるわ。」と持ってきたものに、
この家のあっぱれさを感じたわけで・・・。
結婚をする前の約8か月間、パスカルとは遠距離恋愛だった。
その間のパスカルの楽しみといえば、
月に1回ほど、私から送られてくるお菓子セットという名の小包。
ポッキーが大好きなパスカルのために、
新製品が出ては、ポッキーをフランスに送っていた。
おそらく50以上のポッキーたちが、パスカル家の人々の胃に収まっただろう。
これは当時送ってあげたうちの一部
で、本題に戻るのだが、
「ローズに見せてあげるわ。」とママが隣の部屋から持ってきたものたち・・・。
そう、食べ終わったポッキーたちの箱たち!!
以下、ママの一言。
これは、日本⇔フランスで離れ離れだったときの思い出たちでしょ。
40年経って、おじいちゃん・おばあちゃんになったとき、
「あのときは離れていて淋しかったけど、今は一緒で嬉しいね。」って
当時のことを思い出せたら素敵じゃない。
パスカルを想って、わざわざローズが送ってくれたものたちを、
食べ終わったからといって捨てたりなんかしないわ。
いやぁ、その気持ちは嬉しいですが、これだけで終わりませんから。
この家の人々・・・、箱だけじゃございませぬ。
食べ終わった内部の袋まで、
私たちの思い出のためにとっておいて下さっております。
あっぱれ