朝の静寂の中から、低い雲に覆われた丘を垣間見て、野鳥の声に耳を澄ます。マレーシアの熱帯雨林は、乾期でも決して乾燥することもなく…
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マレーシア政府認定のウェルネス・メディカル気功。そのウェルネス・メディカル気功の気功師(ジンジャン政府複合病院傘下の保健省認定ホリスティックセンターで気功施術者として勤務)でもあり、プライベートでも病気や怪我や身体の不調、メンタルヒーリングなどの対面式、遠隔施術の両方を行うRoseのブログです。
時折、オートバイに乗った農夫たちが通り過ぎる。
麓の村のレストランに新鮮な野菜を送り届けるために。
野鳥の声に耳を澄ませ、小さな野花を愛でながら、登る朝。
小さな流れを渡り、
３つの川が交わる大きなエネルギーの場所を通る。
そして川を越えて、また山寺に。
こちら側に新しいお堂を作るので、
川向うの岩の上に立つ木々を伐採するらしい。
これらの竹やぶや木々だ。
それを担うのは、同じくこの界隈の山の中の
ジャングルに住むオランアスリたち。
知らなかった～！
こんなところに人が住むなんて…
オランアスリは、マレーシアの少数先住民族だ。
【森の人】と呼ばれる彼らは太古の昔から
ジャングルの中で、火、水、風、土の精霊たちと
住んでいたそうだ。
森の人たちは、木の切り方を知っている。
お寺のお堂のために木を切るのは、
マレーシアの木々たちは根っこが浅いから、
よく倒木する。
新しく建立する
お堂の上に倒木したら良くないので、
まずは木を予め切ることになったそうだ...
木は生きているし、
その命を絶ってしまうので、
伐採は森の人たちに頼んだらしい。
私は、お役目が与えられていて、それを果たしに行ったのだ。
それが終わった後で、木々が切り倒され始め...
逃げるように、近くの森の草原へ。
ここの近くで瞑想をして、
終わってしばらくしたら、大きな音が響いて来た。
倒木した音だ。
私は木が切り倒されるのが嫌いだけれど、
お役目が終わってからはなんとなく、達観したような
気持ちになっていた。
自然に感謝するだけ。
そして、そのまま帰らずに見届けることに。
お寺の川のほとりの場所が
凄いことになっていた。
左には川がある。
それをまたいで、こちら側へ。
川のほとりに立つガルーダ（インドネシア航空ではないけれど！）
が、ビックリしたようなお顔で…
不思議なことにそう言えば、
何時も見かけるサルたちの群れが
今朝はいなかった...
夫と、「サルたちいないね～！」
と、話した朝だった。
彼らは何か察知していたに違いない。
まるで木々の戦場のようだった。
雷も鳴り出して、下山することに。
何の感情も湧かなかったけれど、
インド系の若い女性が
デコレーションしたこの牛には
テンション上がり…
かわいい～！
途中で横切る鮮やかな緑色の蛇を眺めて…
まるで、倒木された木々の化身のような。
ますます、雲行きが怪しくなって、
急いで降りて行きました！
１時間もかかるから、もちろんずぶ濡れに…笑
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