ご訪問ありがとうございます。
心理&夫婦カウンセラーのラヴィアンローズ信子です。
前回は、子どものブランケット症候群について」お話で、
今回は、大人のブランケット症候群についてのお話です。
大人のブランケット症候群
心理学用語では、「安心毛布」とも呼ばれます。
心が不安定な時に、愛着のあるアイテムを触ったり匂いを嗅いだりすることで安心感を覚えるために一種の安定剤のような役割を果たしています。
毛布に限らず、ぬいぐるみやタオル、まくらやクッションなどアイテムはそれぞれです。
ブランケット症候群は、2つのパターンがあります。
1.大人になっても治らない人
●ブランケットがないと眠れない
旅行先や出張先などにそのぬいぐるみがないと、なかなか眠れない。ほとんど眠れない。
●ブランケットの洗濯を嫌がる
ブランケットやぬいぐるみなどの対象物の洗濯を嫌がり、自分の匂いや触り慣れた感触が薄れることを拒否します。
2.大人になってから発症する人
・大人の場合は、スマホや恋愛のブランケット症候群があります。
● スマホのブランケット症候群
友達や誰かからの連絡がないかや、SNSが気になって
スマホがなければ不安で、トイレや寝る時も手放せない。
それは、スマホのブランケット症候群かもしれません。
●恋愛のブランケット症候群
恋愛に依存する人も多いと言われています。
常に恋人がいなければ安心できない、恋人を束縛して依存してしまう、などと言う人はまさにブランケット症候群にかかっていると言えるでしょう。
ブランケット症候群にかかる原因と考えられるのは
◆幼年期の愛情不足
小さい頃、親からしっかりと愛情を注いでもらえなかった場合にブランケット症候群にかかることがあります。
大人になっても親から注いでもらえなかった愛情がほしくて、何かに依存してしまうケース
◆過度なストレス
過度なストレスが生じたことにより、ブランケット症候群にかかることもあります。
仕事で忙しくて忙しくてプライベートな時間がない、人間関係などでストレスが溜まっている人など。
人間関係に飢えている人は、恋愛などに依存しやすいとも言われています。
大人のブランケット症候群の対処法としては、
●ストレスを発散する。
仕事を忘れて1人で旅行をしてみたり、スポーツなど体を動かすこともよいでしょう。
また、友達やお1人様でもいいのでカラオケでおもいっきり声をだして歌う。
ストレスを発散することでストレスを発散することで何かに依存しなければならない気持ちが消える可能性もあります。
●心理カウンセリングを受ける
どうしても何かに依存してしまうことで悩んでいるときは、心理カウンセリングをうけてみるのもよいでしょう。
カウンセラーに自分の状況を話すことで、自分が思い悩んでいる原因がわかるケースもありますのでお気軽に受けてみてください。
● 無理に治そうとしない
依存してしまう気持ちは、すぐに治るものではないのです。
焦ることによってなおさら依存が強くなってしまう可能性もあります。
もしもブランケット症候群にかかっているのではと思ったら、落ち着いて自分に合った対処することが大切です。
焦ったら逆効果になることもありますよ。
まずは、自分の気持ちに問いかけてみましょう。
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~しなやかに生きるためのカウンセリング~
JADP認定 上級心理カウンセラー
JADP認定 メンタル心理カウンセラー
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数秘&カラー®プレゼンター&トレーナー
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