映画「国宝」が話題になってたこともあるし、前々から玉三郎さんを機会があれば拝見したいと思ってました。
新橋演舞場にて

何度も玉三郎さんの歌舞伎を観たことのある友人は、今回の特別公演で
「1.口上」のあと披露された見事なお着物の数々は、それはそれは異例なことだと感激していました。
「2.三曲糸の調べ」
琴、三味線、胡弓の3つの楽器を1人で演奏する三曲。
壇浦兜軍記では、恋人景清の子を身籠っている遊女・阿古屋(アコヤ)
が身の潔白を晴らすために三曲を弾きます。
(心に偽りがあればその音は曇るから)
この三曲を1人で演奏するのがまず至難の役という。
(ふと思い出したのは、ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんが「胡弓は難しい」って話していたっけ)
阿古屋を演じ、三曲を演奏する玉三郎さんを実際に劇場で観て聞いてという事が&その時間が&その体験が凄く貴重!!
「3.映像∶夢二慕情」
夢二が愛した女性たちを玉三郎さんが演じ分けて、夢二の半生を見せてくれました。
年齢層や性格など個性のある女性たちを、1人の玉三郎さんがお化粧や着物や声で演じ分けているのが見事でした。
イヤホンガイドが活躍したのは、「4.長崎十二景」
まさかの。
ナレーションもなく、
無声映画のように会話が無い。
私はイヤホンガイドの説明を聞きながら観たので良かったと思いました。
借りてない人は、
背景、表情、立ち振舞いを観て、ストーリーを想像して観劇するという珍しいもの。
長崎十二景とは、舞踏劇。
明治末期から大正昭和にかけて人気を博した竹久夢二の代表作の名画をもとに、唯是震一(ユイゼシンイチ)作の組曲「長崎十二景」の音楽と一体した舞踏。
夢二の絵から抜け出したような女性像を玉三郎さんが演じる。
可愛らしい仕草、いじらしい仕草、怒ったり、哀しんだり、繊細な表現が素晴らしい。
女性よりも女性らしい。
玉三郎さんを堪能しました。
玉三郎さんの実年齢(1950年4月生まれ)76歳や性別を考えてしまうと、不思議な感覚を覚えます。
さすが、人間国宝👏👏👏
坂東玉三郎さんは重要無形文化財「歌舞伎立女方」の保持者で「人間国宝」です。
2003年に認定されました。 女方(おんながた)の第一人者として知られ、優雅で繊細な表現、美しい所作で国内外から高く評価されています。
