今日は上咽頭擦過治療(Bスポット療法またはEAT)の個人的な効果について書きます。
発熱を機に血尿が悪化するIgA腎症の予備軍のような状況で、Bスポット治療を受け始めました。
3回目の擦過の頃からそれまで4か月ほどあった股関節・膝痛がなくなりました。
肩こり・耳鳴りも気にならなくなりました。
雨の日に車をバックさせる時、めまいのような感じがたまにあったのですが
より程度がひどいめまいを7月に体験しました。
景色を何度も振り返ってみたことと、冷たい食事で胃が冷えたことが原因かな?
炎症が強いと一時的に症状が悪化することがあるそうです。
6回目の擦過のあと風邪で発熱3日しても、目に見える血尿がなかったので
血尿はすでに陰性になっていたかもしれません。
8回目の擦過後、血尿陰性を確認しました。
通院している耳鼻科では最初から0.5%塩化亜鉛を麻酔なしで上咽頭に擦過します。
中には0.25%を麻酔を混ぜてしてくれる先生もいらっしゃるそうです。
最初が一番痛いので時間短めでしたが綿棒にうっすらと血が付着しました。
炎症があると痛みと出血があります。
治療初日は翌日の朝までのどが痛く、2回目以降は治療後1時間痛みがあります。
「来週血尿検査します」と先生に言ったら擦る力が強くなりました(汗)
8回目まで治療後血の混じった唾液がでましたが9回目はほとんど混ざっていません。
治療をいつまでするかについては耳鼻科の先生は「最低10回」で
腎臓内科の先生は「10回を超えても治療時の上咽頭からの出血がなくなるまで」とのことでした。
上咽頭からの出血がなくなるまで治療すれば、容易に再燃しないそうです。
次回が10回目ですが、そろそろゴールは見えてきているようです。
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できれば最初に検尿異常を診る内科・泌尿器科の先生に、Bスポット治療を知っていただきたいと願っています。