シャルル=ピエール・ボードレール
Charles-Pierre Baudelaire
(1821年4月9日-1867年8月31日)
ボードレールはフランスの詩人、評論家である。「悪の華」「パリの憂鬱」「人工楽園」などの作品がある。
アルチュール・ランボー
Arthur Rimbaud
(1854年10月20日ー1891年11月10日)
アルチュール・ランボーまたはランボオは、フランスの詩人。ティボーデによってヴェルレーヌ、マラルメ、コルビエール、ロートレアモン伯爵と並び「1870年の五人の異端者」の一人に数えられた。
「地獄の季節」「イリュミナシオン」などの作品がある。
ステファヌ・マラルメ
St'ephane Mallarm'e
(1842年3月18日ー1898年9月9日)
ステファヌ・マラルメはアルチュール・ランボーと並ぶ19世紀フランス象徴派の代表的詩人。「半獣神の午後」「パージュ」「詩集」「骰子一擲」、評論集「ディヴァガシオン」などの作品がある。
ジョルジュ・アルベール・モリス・ヴィクトール・バタイユ
Georges Albert Maurice Victor Bataille
(1897年9月10日ー1962年7月8日)
ジョルジュ・バタイユはフランスの哲学者、思想家、作家。フリードリヒ・ニーチェから強い影響を受けた思想家であり、後のモーリス・ブランショ、ミシェル・フーコー、ジャック・デリダなどに影響を及ぼし、ポスト構造主義に影響を与えた。
アンドレ・ブルトン
Andr'e Breton
(1896年2月19日ー1966年9月28日)
アンドレ・ブルトンはフランスの詩人、文学者、シュルレアリスト。「シュルレアリスム宣言」「ナジャ」「狂気の愛」「魔術的芸術」などの作品がある。
ロートレアモン伯爵
Le Comte de Lautr'eamont
(1846年4月4日ー1870年11月24日)
ロートレアモン伯爵はフランスの詩人、作家。後のシュルレアリスト達に大きな影響を与えた。本名はイジドール・リュシアン・デュカス。1846年、ウルグアイのモンテビデオで、父フランソワと母ジャケットの間に生まれる。作品は「マルドロールの歌」「ポエジー Ⅰ、Ⅱ」。
狂気、異端、性愛、退廃…
詩人は膨張する知識の中、光の速さで時代を駆け抜ける。
ランボーは見者の手紙の中で
『見者であらねば、見者にならねばならないと僕は言っているのです。「詩人」は全ての感覚の長きにわたる途方もない、考え抜かれた乱調をとおして見者になるのです。愛や苦悩や狂気の全ての形、彼は自分自身を探し求め、自らのうちであらゆる毒を汲み尽くし、その精髄だけを保持するのです。筆舌に尽くし難い責め苦であり、そこで彼は信念の全てを超人的な力の全てを必要とし、とりわけ大いなる病者、大いなる犯罪者、大いなる呪われた者になるのです。ーそして至上の「学者」に!ーというのは彼は未知なるものに到達するからです!どんなものよりすでに豊かな自分の魂を育んだのですから!彼は未知なるものに到達します。そして彼が気も狂わんばかりになって、ついに自分の諸々のヴィジョンについての知的理解を失う時に、彼はそれらを見たのです!』
と語り、
退廃と罪と穢れの中で見えて来る光がある。逆にそれを知らなければ至れない真理があると私は感じました。
本物は主流から離れたアウトサイダーの中から生まれると言う予言とも捉えた。
底の底まで落ちて初めて神を感じ、神を瞳に映し、神をこの手に掴む事が出来るとしたら、彼等は確かに"見者"だったのだ。