生命の歴史、進化の歴史、人の限りある寿命、地球の寿命、そして宇宙の寿命。この世に誕生した全ての生命の奇跡、そして無に帰す意味。




 この世に生まれた事、この世に生きている事、この世で経験する全ての事、人生そのものが「芸術」であり「美」であり「真」である事。




永遠の生命は今、この瞬間にある事。
幸せも悲しみも生きている実感に今以上の完成はない事。
若さも老いも今が一番美しい事。




差別も偏見もない世界は心の中から始まり
無限に大きく広がれる事。
愛と自由と調和は魂と共に常にある事。




生まれた意味は 生きている意味は
全て愛に還り




この世の中の全ての出来事が
愛より生まれ、愛に消えゆく






全ての答えは愛にある。






否定から肯定へ




偽りから真実へ




悲しみから歓喜へと






この世界は美しく






ー人生は素晴らしい。ー
































ー真実は勝つー



真実を探究せよ、真実を聞け、

真実を学べ、真実を愛せ、

真実を語れ、真実を抱け

真実を守れ、死ぬ時まで。












ヤン・フス

Jan Hus
(1369年頃ー1415年7月6日)








 偉大な殉教者、ヤン・フスの言葉から巡らせた断想。


 多様な価値観が溢れる世界でそれを認め許し合う事の中に人間の尊厳は息づき、真実は輝きを放つ。

 フランスの画家ジェリコーは「真実こそ美である。」と言う言葉を残した。真実とは価値観であり、思想であり、哲学であると感じた。

 有限なる生命と向き合い、時間と向き合い、美しく生き美しく死ぬ事が可能だとしたらそれは真実に沈み、泳ぎ切る事かもしれない。それは価値観であり、他人から見たら、醜く、汚れ、批判の対象となるかもしれないが、本人がそれを真実とみなし、美しいと感じたならば、それは誰とも比べない世界で唯一の人生となる。


 また、人は誰も生老病死と向き合い、それらと和解するか乗り越えなければならない。その時、自分自身に自分の中に柱を持つ信念や思想、哲学を育めていたら、きっとそれは真実となり静安はその人を優しく包むだろう。

 自分だけの真実を持つ者にはあらゆる差別も無くなるはずだ。何故なら他と比べる事が意味を失い無くなるからです。そして人それぞれの真実がある事を知り尊重する事も知るでしょう。

 生きる事の悲しみも幸せも真実であるように。






















ラーマクリシュナ

Sri Ramakrishna Paramahamsa

本名
ガダーダル・チャットーパーディヤーデ

Gadadhar Chattopadhyay

(1836年2月18日ー1886年8月16日)



 ラーマクリシュナはインドのヒンドゥー教の出家者、弟子のヴィヴェーカーナンダらが創始した宗教団体ラーマクリシュナ・ミッションの宗祖。インドでは中間層のグル、女優・劇場の守護聖人として慕われている。子供のような特異な人柄で多くの人を魅了した。












ルドルフ・シュタイナー

Rudolf Steiner
(1861年2月27日ー1925年3月30日)


 ルドルフ・シュタイナーは、バルカン半島のクラリェヴェクで生まれ、オーストリアやドイツで活動した神秘思想家、哲学者、教育者である。












ゲオルギイ・イヴァノヴィチ・グルジエフ

George Ivanovich Gurdjieff

(1866年1月13日ー1949年10月29日)


 グルジエフは、アルメニアに生まれ、一般に「ワーク」として知られる精神的/実存的な取り組みの主導者として、および著述家・舞踏作家・作曲家として知られる。ロシア、フランス、アメリカなどで活動した。










アレイスター・クロウリー

Aleister Crowley

(1875年10月12日ー1947年12月1日)



 クロウリーは、イギリスのオカルティスト、儀式魔術師、著述家、登山家。オカルト団体「銀の星」、「東方聖堂騎士団」を主宰し、その奔放な言論活動と生活スタイルで当時の大衆紙から激しいバッシングを浴びた。スピリチュアル哲学のセレマ思想を提唱し『法の書』を執筆した事で知られる。










ジッドゥ・クリシュナムルティ

Jiddu Krishnamurti[Krsnamurti]

(1895年5月12日ー1986年2月17日)


 クリシュナムルティは、インド生まれの宗教的哲人、精神教師、教育者、神秘家、ヨーギー、精神世界の著作者。全ての物事が時間的にも空間的にも互いの条件付けによって成り立つと考え、人は組織、信条、教義、聖職者、儀式等によって真理に到達する事は出来ず、ただ自己認識によってのみ真理を見出す事が出来ると説いた。











バグワン・シュリ・ラジニーシ

Bhagwan Shree Rajneesh

Osho ラジニーシ

本名
モーハン・チャンドラ・ジャイン

(1931年12月11日ー1990年1月19日)



 ラジニーシは、現代インドに生まれた20世紀の瞑想指導者、精神指導者、神秘家。21歳の大学生の時、人間意識の究極の段階に達して光明を得たという。真理の探究こそ第一の優先事項である、人間は全実存をかけて、まず第一に自らの生の源泉を探究する事にその関心を寄せねばならないと言う。死の1年程前に自らの尊称をOshoラジニーシに変えており、現在はOshoとして知られている。















 神秘主義とニューソートと哲学は点と点で繋ぐ事が出来る部分があると思う。哲学の「充足理由律」、「決定論」、ニューソート系の言う「意志の力」、「想像力」、「原因と結果の法則」、クロウリーの「セレマの法」など自分自身の内面、考えを突き詰めて行き、外的力に依存せず神の導くままに人間の意志、行為、選択の重要性を説く部分はまさにそれだ。OSHOのように禅の精神に導かれて行く過程も興味深いが


 人それ自体はそれほど強くないかもしれない。しかし人はその心、意志の力、想像力で何倍もの力、知性を発揮し発展してきた。自分を信じる事は自分自身の内に眠る神性を目覚めさせる事であり、世界に眠る愛に呼び掛ける事であるかもしれない。


 人生をより良く理解し深く知る為には、自分自身を知る事、「汝自身を知れ。」と言う言葉に帰結するのではないかと思いました。