まさか、また妄想ブログを書くとは思っておりませんでした。

配信が停止され、艶が~るに気持ちが移り。でも、読み返すとやっぱり幕恋が好きでちゅー

龍馬さんや武市さんに会いたくて、またもや舞い戻ったしだいです。

ブランクがありますので、イメージが崩れるかもしれません。

ですが、公開するからにはクオリティは下げたくないので、納得できるものを公開します。

頑張ります滝汗

主人公の名はお馴染みの聖菜です。このお話は第14話と第15話の間を設定しています。
それでは。


~僕の名を~

<主劇 有栖川聖菜>
寺田屋で起きた事件の後、わたし逹――龍馬さん、慎ちゃん、以蔵、そして武市さんとわたしは大久保さんの勧めもあって薩摩藩に来ていた。

みんなはというと――
以蔵「慎太!好き嫌いせず食え!!」
慎ちゃん「そういう以蔵くんだって、ニンジン食べないじゃないっスか」
以蔵「俺はニンジンだけだが、お前は嫌いなものが多すぎる」
慎ちゃん「好き嫌いがあるのは同じっス」
以蔵「何だと!?」
と、まあこんな感じで・・・
ただ一人を除いては・・・


聖菜「龍馬さん、入っていいですか?」
龍馬「おお、聖菜か?いいぜよ」
中に入ると、お日様のような笑顔、いつもの龍馬さん。
ただ、手はまだ・・・
聖菜「お膳さげますね。他に何かして欲しいことはありませんか?」
龍馬「おお、そうか!」
「ほいたら・・・」
龍馬さんが身を乗り出そうとする。


??「龍馬、そこまでだ」
龍馬「なっ、なんと武市!?」
突然、武市さんが現れ、龍馬さんの動きが止まる。
武市「龍馬、僕のいない間に聖菜を手込めにしようとしたのか!?」
刀を抜かんばかりの勢いの武市さん。
聖菜「武市さん、落ち着いて下さい」
なんとか武市さんをなだめようとする。
武市「聖菜、君は隙がありすぎる」
聖菜「だって・・・」
・・・怪我人ですよ。
武市「だってじゃない!!」
「君には仕置きが必要だな」
しおき!?


武市「君には話がある。こっちへ来なさい」
「龍馬、お前は寝ていろ」
龍馬「武市、おまんは・・・」
武市さんに睨まれた龍馬さんはそれ以上なにも言えず。
わたしは引きずられるように、龍馬さんの部屋を後にした。


<土佐藩 武市半平太>
聖菜は隙が多すぎる。
龍馬はまだ、聖菜をあきらめていない。
さて、どんな仕置きをしよう。

聖菜「あの、武市さん・・・」
僕の前で正座をして、様子を伺う聖菜。
この娘は、本当に・・・
僕が特別だと、周りに知ってもらうには・・・


武市「それでは、君に仕置きだ」
聖菜「はい」
武市「僕を名前で呼んで欲しい」
聖菜「ええっ!?」

<主劇 有栖川聖菜>
武市さんを名前でって・・・
つまりその・・・
武市「いや?」
寂しそうな武市さんの顔。
そんな、顔されたら嫌なんて言えないよ。

顔が赤くなるのを感じながら
聖菜「・・はんぺ・・いたさ・・・」
思わず小声になる。
武市「聞こえないな。」
「これは仕置きだからね。僕がいいと言うまで、名前で呼んで」
そう言って武市さんが微笑む。
聖菜「半平太さん」
武市「もう一度」
聖菜「・・・半平太さん」
武市「これからはずっと君には名前で呼んでもらう」
「いいね」
武市さんの笑顔。
もう何も言えないじゃない。
 

そして、このときから武市さんから半平太さんへ呼び方が変わるのでした。

おしまい合格




久々に書きました。
いかがでしょうか?
実はこれの前に一つボツにしました。
あまりのブランクに自信喪失。

とりあえず、寺田屋の楽しさを出しつつ、武市さんを書いて見たかったんです。
書いててちょっとニヤリとしちゃいました。


ご希望があればまた、書きますが。
腕は落ちまくっておりますゆえ、ご理解ください。