先日、自部署の何名かの方たちが外部セミナーに行き、
そのフィードバックが上がっていた。
今日はその内容ではなく、それを読んだときにふと思い出した
高校の地理の先生の話を備忘録として。
ある時先生にこんなことを聞いたことがある。
「こんなところまで覚える必要があるんですか?」
「こんなこと」とは、教科書ではなく
用語集に一つの語として説明されているだけの「あまり重要ではないこと」
それに関する質問をしに行って、私は最後にそんな風に聞いたのだった。
そのときにされた話は、(つまりここまでは前置きw)
私がその後も度々振り返る、人生において印象的な話の一つになっている。
「100点をとろうとすると、80点くらいしかとれないものだ。
でも120点をとる気持ちで勉強すると、100点がとれる」
テストのように100点が満点とはゴールが決まっていないものに対する場合、
ともすれば80点を安全圏、Aラインなどと見なして及第点としてしまう場合がある。
しかしそれはある種、追求を鈍らせているということ。
「100点をとろう」と思っても80点しかとれないのならば、
「80点でいいや」という気持ちでは60点くらいしかとれない。
とことん向き合い、突き詰め、思いつくだけのことをすべてやる。
そうしないと、いいものはできない。
なんとなく、そんな話を思い出しました