短編未来小説【シークレット・プリンセス】其の弐 | 晴れた日は目玉焼き

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前回の続きです。










未来物語【シークレット・プリンセス】第二話 悪の巣窟




何百年ものあいだ、生娘を差し出して来た王のダイムには
もはや闇の帝王ギルスへの貢ぎモノがなく
末娘の王女、レイラを差し出す決意をし・・・・・・

ギルスとの約束の日、レイラを騙し連れ出した王ダイムは
暗黒色に染まった、謎の洞窟へ向かうのであった。



目隠しをされていたが、外された王女。


レイラ「お父様、ここは何処なの?」

ダイム「・・・すまぬ、、、、これも我が母星 ネールを
    守り抜くため。」

   「そなたには何と詫びれば良いのか・・・
    せめて最期はこの父が、そなたの亡骸をうぅっ!!!」


レイラ「わかっていました。
    私は、ホントはお父様の娘では無いって事、、、

    だから姉姫様ではなく、私をお選びになったという事なのでしょ?

    どうぞお好きになさって下さい。
    今日まで可愛がって下さりありがとうございました。」


そう言うとレイラは、自分から洞窟の中へと入って行くのであった。


ただ黙って王女の後姿を見送る王を物陰から見つめる光る眼。


その時っ!!!!!







続く