今年は挿し木苗が調子いいです。
 年数も経って、だいぶ楽しめるようになってきました。

    
    
 こちらは、イングリッシュローズの【クラウン プリンセス マルガリータ】
 挿し木して3年目です。まだ枝振りは貧相なのですがしっかりとした蕾を
 つけてくれました。始めは浅めのカップ咲き。やがて中心がクシュクシュっとした
 ロゼット咲きへと変わっていきます。
 中心は鮮やかな山吹色。外側がグラデーションで白に変わってソフトな印象に。
 昨年は1輪しか咲きませんでしたが今年はもっと楽しめそうです。
             現在は5号鉢。
 バラの花が咲き進む姿は、数時間でガラリと変わります。
 早朝から2~3時間でかなり変化するバラもあるので、
 この季節はカメラを手に何度もベランダに出たりします。
 幸い、私はベランダで喫煙するので(笑)かなりマメに様子を窺っております。

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  こちらもイングリッシュローズの【クロッカスローズ】
  全体にとてもソフトな色合い。中心部に淡いアプリコット色が入り、
  咲き進むと全体がクリームホワイトに変化していきます。さりげなく、清楚。
  ティーの香りがほのかに香るこのバラ、苗の売り上げの数パーセントが、
  がん患者救済のために設立された「クロッカス財団」に行くそうです。
  ちなみに大苗は、、ベランダにはもう居りません。
  うどんこ病が出やすさではうちのベランダで3本の指に入ります。
       
        このバラは、枝が暴れてまとめづらいタイプ。よく伸びます。

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 【パット オースチン】はかなり元気。枝は細いけど伸びが早い!
 1番花は、大きな蕾からぽっちゃりとうつむいて咲きました。
 ほんと、花が重そ~。このディープカップ状態がこのバラの見どころかな。
 ティーの香りがかなりしました。紅茶の渋味までイメージさせる香りです。

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  オールドローズの【ルイーズ オーディエ】は昨年に挿し木したもの。
  大苗は存命ですが、どうしても増やしたかった魅力的な1本。
  香りもいいし、好きなバラのひとつ。
         
  この挿し木苗は、つるバラに仕立てていこうかと思ってます。


  挿し木で着いたバラには愛着が湧きます。品種にもよりますが成功率は60%位。
  細い挿し穂から細い根を出し1年目はゆっくり、そして2年を過ぎた頃から
  グングン生長します。まだまだ小さく花数も少ないのですが、来年、再来年と
  先を考える度にワクワクします。




 by rosa papa