客観的にADD・ADHDを考える その2 | 一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

反復性うつ病と診断されていただーさん。
闘病5年の末、2017年9月突然私を残し逝ってしまいました。

《一緒に歩いていこう》

これはだーさんと私の闘病ブログのタイトルでした。
今はだーさんの死と自分の生に向き合うブログです。

タイプ別の特徴は以下のようになるそうですが、わかりやすいように、脳の図面(解剖図)を先に載せておきます。

脳

 

帯状回のこと

 


タイプ1 
典型的ADD



 安静時、休息時での時にはノーマルな脳波を示すものの、集中時においては前頭葉の下部および外側の活動が低下する。
 最も目に付きやすいことから、『典型的』とされています。

なので、集中しようとすると活動が鈍るために

『注意力散漫』

『整頓や時間の管理が出来ない』

『物忘れが多い』

『多動になる』

『衝動的』

という特徴が見られます。
ドーパミン不足も特徴とされています。

 女性よりも男性に多いとされています。


タイプ2 
不注意型ADD

 

安静時、休息時の活動の時には脳波はノーマルは脳波を示すが、集中時に前頭葉の外側で活動が低下する。

なので、集中しようとすると活動が鈍るために

 『注意力散漫』

『意欲低下『』

『動作が鈍い』

『物忘れが多い』

『退屈しやすい』

『先延ばしにする』

『夢見がち』

という特徴が見られます。
ドーパミン不足も特徴とされています。

一日中ソファーに寝っころがり、お菓子を食べながらテレビを観ている。
なんて人は、このタイプであることも多いのだそう。
俗名、カウチポテト族と言われている人たち。

こちらは男性よりも 女性に多いタイプとされています。


タイプ3 
過集中型ADD

 安静時と集中時、ともに前帯状回が活動過多になります。

前帯状回』とは、右脳と左脳を繋いでいる『脳りょう』のすぐ上にある大脳皮質のことで、感情形成とその処理、それと学習と記憶に関わりを持つ部位です。
また、自律神経の調整や感情による記憶にも関わりを持つています。

 さらに集中時には前頭葉の下部および外側の活動低下が加わります。
このため注意を必要とする活動が困難になったり、嫌な考えや困った行動に囚われてしまいがちになります。
粘着質で恨みや怒りを持つ人も。
理屈っぽい人が多く、頑固で融通が利かず時に議論や討論をふっかけてきたりも。

タイプ1の基本的ADDの特徴に加え

『切り替えが苦手』

『強迫的行動』

『強迫的観念』

『心配性』

『柔軟性の欠如』

『反抗的』

という特徴が見られます。
ドーパミンとセロトニンの両方が不足しているのが特徴です。

アルコールや薬物などの乱用や依存に陥りやすいタイプなのだそう。



タイプ4から6につづく