AEAJ会員になっていると、
3年前から
精油物語というDVDが送ってくるようになりました^^
いつもは
ビンに入っている精油しか見たことがないですが
DVDを見ると、その精油の原料となる植物が
どんなところで
どんな人たちが
どうやって
採取しているのかが良く分かります。
そして、そうやって取れた原料が
どこで
どんな道具や、機械で
どんな工程を経て
精油となるのか
を見ることができます。
今回は、
サンダルウッド
フランキンセンス
ミルラ
でした。
サンダルウッドだけは、現地の貧しい人たちの手で
年季の入ったボロボロ(にみえる)蒸留器で
精油を採取していました。
他は、精油メーカーが原料を買い取って
自社で蒸留することが多いそう。
こうして、精油ができるまでを目で見ると
あらためて精油の貴重さ、ありがたさを感じます。
そして、植物そのものによっても、
蒸留の方法によっても
精油の質はピンからキリだということ。
同じ植物でも、精油をとる部位によっても
グレードが違います。
特にサンダルウッドは、根の部分が一番精油含有量が多く、
蒸留の過程によっても、トップからボトムグレードの精油にわけられます。
トップグレードのものは、もちろんそのままサンダルウッド精油として。
ミドルグレードのものは、アッターとして。
※アッター(サンダルウッドの精油に、
他の植物の香気成分を飽和状態になるまで溶かし込んだもの)
マテリア・アロマティカ社にアッター・モティアというのがありますが、
サンダルウッドにジャスミンサンバックを使っています。いい香りです。
ボトムグレードは、現地のタバコの香り付けに。
蒸留を全て終えた木の糟は、線香に使われていました。
※精油物語は、ヒーローもお気に入りです。
真剣に見ています^^