1975年から翌76年にかけては、"フォークソング"の当たり年だ。その中でも僕はこんな歌が好きである。
75年:なごり雪、いちご白書をもう一度、眠れぬ夜、サボテンの花
76年:青春時代、ダスティンホフマンになれなかったよ、卒業写真
僕はリアルタイムに聴いてはいなかったが、その曲に歌われている「主人公」の年齢や立場になった時、急激にのめり込んだ。ダスティンホフマンになれなかったよ、が、映画「卒業」をモチーフとしていて、同年のヒット曲に、卒業写真、そしてやはり卒業をテーマとした青春時代もあるのは興味深い。三曲とも卒業に関わる曲だ。
上に取り上げた歌歌全てに通じる共通点がある。それは、もはや戻って来ない美しき時間への追憶、とでも言えるだろう。追憶をたどる主人公は、今、満たされてはいない。必ずしも、愛に満たされていない、のではないと思う。仕事や自分の立ち位置、するべきこと、せぬべきこと、そうした自らの在り方に向き合ったことが、ふと心に隙を作ったのではないか、僕はそう感じている。
いや、歌の感じ方など三者三様、十人十色。僕にこそ、そんな追憶を許す、心の隙があるのかもしれない。
75年:なごり雪、いちご白書をもう一度、眠れぬ夜、サボテンの花
76年:青春時代、ダスティンホフマンになれなかったよ、卒業写真
僕はリアルタイムに聴いてはいなかったが、その曲に歌われている「主人公」の年齢や立場になった時、急激にのめり込んだ。ダスティンホフマンになれなかったよ、が、映画「卒業」をモチーフとしていて、同年のヒット曲に、卒業写真、そしてやはり卒業をテーマとした青春時代もあるのは興味深い。三曲とも卒業に関わる曲だ。
上に取り上げた歌歌全てに通じる共通点がある。それは、もはや戻って来ない美しき時間への追憶、とでも言えるだろう。追憶をたどる主人公は、今、満たされてはいない。必ずしも、愛に満たされていない、のではないと思う。仕事や自分の立ち位置、するべきこと、せぬべきこと、そうした自らの在り方に向き合ったことが、ふと心に隙を作ったのではないか、僕はそう感じている。
いや、歌の感じ方など三者三様、十人十色。僕にこそ、そんな追憶を許す、心の隙があるのかもしれない。