とある人に先日尋ねられた。
「私、⚪︎歳で死にますか？」
はい？？？
ちなみに鑑定中ではない。
でも即答で「死なないよ」と言った。
どうやら占い師に⚪︎歳で死ぬと言われたらしい。
それで確認したかったらしい。
もうね。メッチャ腹立つね！！！
占い好きな人なら知っているかもだけど、これはやっちゃダメ！のタブーてのがあって。
人様の生死について占い、告知するのはものすごくダメ。
鑑定士の胸の内でおさえておくのはギリギリグレーかな。ケースバイケースだとは思うが。
だってさ。人っていつかは死ぬでしょ誰でも。
でもさ、一部の人をのぞいて寿命をカウントダウンしてる人ってそう、いないと思うんだ。
それは寿命が分からないから。カウントダウンのしようがない。
それがよ？見ず知らずの占い師に寿命宣告されたらどうよ？？？
そこからカウントダウン始まるぜ？無意識に。
ふーん。って流せる人はいいけどさ、気分のいいもんじゃないでしょ。
そもそも占いを依頼してくる方というのは、ふーんで流せないタイプが少なくはない。
その質問をしてきた人は、とても気にしていて。
だからあとそんなに時間ないんです。とか焦ってるんです。とかとても悩んでた…。
ひどい話だ。
本当に腹が立った。
その占い師は、依頼者の人生を狂わせたかもしれないということに気づいているんだろうか。
生と死はあの世の管轄で
この世にいる人が、あーでもないこーでもないなんていえる分野ではない。
本当にほんの少しなら覗きみることも不可能ではないけど、それはひどい罰則がある。
その罰則覚悟でほんの数分…自分に関して覗き見たときは
1週間ほど動けなくなった。うん。思ったよりひどかった。もちろん薬の類は効果なし。
それくらい、見る方も負担というか…大げさにいうなら命削ってみたいな覚悟がいるようだ。
さらっと「ああ、⚪︎歳で死ぬね」なんて言えるようなもんはまずないと思う。
だから、すぐに否定をしたという訳だ。
しかも手相鑑定らしいしな～
手相は時間経てば変わるからぬ。
「手相の本に載ってたし、生命線ここで終わってるからこの人は割と早死にね」
なんて占断されたもんならたまったもんじゃーねわな。
あっさりとすんげーこと言う占い師を、頭から信じ込むのはほんとやめたほうがいい。
断言されたら、ほんともう近づかないほうがいい。
占い師や鑑定師のほんとの仕事は、占断のその先にある解決法や過ごし方を示すことだと思うから。当たる外れるいうのは、まだ別の話。
今日は最後までまじめだからな！