こんにちは、ここ最近毎朝うさぎのウン●を回収し、混ぜ混ぜし、観察しながら写真を撮っているりり~です☆
決して変態でもスカトロマニアでもありません!!
今月上旬に始めた「うさふん堆肥作り」、最高温度58度を記録しうさぎのウン●回収と温度確認が楽しみの一つになりました![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
少し前にこんな記事を書きました。
「うさ糞堆肥を作ろう その1 下調べ」
今回はその続編です。
● ●前回の記事のまとめ●●●
- 発酵温度は病原菌と牧草に含まれている可能性のある種子の死滅温の60度以上の温度を2日以上保つことを最初の目標に
- 堆肥原料には兎の糞と食べ散らかした牧草を使用する
- うさぎのトイレ砂&尿は堆肥原料には使わない
- 堆肥の原料は最低10リットルほしいけど待てないので少量から始め、毎日足していく
こんな感じでした。
では、ここからは今日の本題、何を使ってどんな設備でどうやって堆肥化するかということについて書いていきます。
● ●堆肥化の種類 好気性発酵と嫌気性発行●●●
うさぎのうん●と牧草で堆肥を作るということは、微生物の力を借りて発酵させるということです。
その発酵の方法にも大きく分けて「好気性発酵」と「謙気性発酵」の2種類あります。
1.好気性発酵
空気(酸素)が好きな微生物たちの力によって糞や牧草などを分解すること
2.嫌気性発酵
空気(酸素)無くても生きていける微生物たちが、酸素のない状態で糞や牧草を分解すること
「好気性発酵」は空気(酸素)のある状態で発酵します。
ということは、空気のある状態を作ってあげないといけません。
空気がある状態を保つということは、通気性のいい場所に保管したり、定期的に混ぜ混ぜして酸素を供給してあげないと働けません。
発熱します。
活発に発酵が進んでいるときは最高で80度ぐらいまで温度が上がることもあるそうです。
「謙気性発酵」は空気に触れない状態で微生物が発酵をします。
ということは、発酵中は酸素に触れない密閉した容器で保管する必要があります。
発酵中は発熱することもありません。
そして、悪臭が発生する可能性が高いです
我が家の場合は住宅街の窓のすぐ前のベランダで堆肥作りをしたいと思っています。
なので臭いが出るのは非常に困ります。
また今回は動物性の糞を原料とするため高温で殺菌する必要もあります。
そのため、温度があがり匂いが発生しにくい「好気性発酵」で堆肥作りに挑戦します!!
● ●何に入れて堆肥化する?●●●
「好気性発酵」で堆肥化するということが決まりました。
次に決めることは・・・・何に入れて発酵をさせるか。
・できればあまりお金をかけずに行いたい!!
・虫が沸くのが心配!!
・万が一臭いや虫が発生した場合にはすぐに処分できるようなものがいい。
これが私が街宅街のベランダで堆肥を作るにあたって重視したことです。
堆肥化するために使用する容器は色々と売っています。
しか~し、上手く成功するかどうかもわかりません。
万が一失敗したときのことを考えると気楽にゴミとして出せるものがいいです。
ゴミとして捨てるためには「燃えるゴミ」に分別されるもの、
さらに捨てても心も懐も痛まないものということも大切です!!!
いろいろ考えた結果、燃える「紙」で作られている「ダンボール」を使うことにします。
いわゆる「段ボールコンポスト」です![にこにこ](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/nandm0404/77861.gif)
● ●コンポスト作り●●●
さっそくウサフン堆肥作りのための段ボールコンポスト作りです
準備したもの
- 段ボール(底はしっかりとガムテープでとめます)
- 温度計
- 虫侵入防止用の目の細かい不職布や洗濯ネット
- 新聞紙適量を段ボールの底の大きさに折って使う(余分な水分を吸い取ってくれたりと水分の調節や水漏れ防止に役立ちます)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170709/17/rosa-rian/bd/cc/j/o3840216013978651959.jpg?caw=800)
自宅に余っていた段ボールと古新聞、それに100均で購入した温度計と洗濯ネット、とても安上がりなコンポストになりました。
写真に乗っているのは結構小さい洗濯ネットですが、やはり小さすぎたため、実際堆肥作成に使用したのは100均で売っていた中で一番大きくて目の細かい洗濯ネットです。
これで虫が侵入し住み着いたり卵を産み付けることも防げるはず。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170709/17/rosa-rian/6d/ff/j/o2436180413978661956.jpg?caw=800)
他にも不職布でできている衣類カバーや衣類収納ケース(チャックつき)なんかもいいなと思い、一緒に買ってきてました。
100均で購入したため耐久度が気になる&万が一があったら一大事!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170709/17/rosa-rian/dd/63/j/o2885196913978665876.jpg?caw=800)
とうことで、100均で見つけた不職布の衣装収納カバーに堆肥を入れ、こんな風に使っています。
2重にしておけば万が一どちらかが壊れたり敗れても大丈夫。
虫の侵入をブロックできる予定です。
さらに、堆肥をネットに入れると混ぜ混ぜするときにネットを持ち上げたり逆さまにしたりしながらモミモミすることもできる利点もありました。
ただし、100均のものなので耐久度はないので優しく扱わないと・・・穴があきます。
何がともあれ、とってもリーズナブルに堆肥作り用のコンポストを用意することができました。
お金を払ったのはネット2枚と温度計の300円(税別)♪
しかもこれなら万が一の場合にもそのままゴミ袋に入れ燃えるゴミに出せます!!
堆肥の原料もコンポストもみ~~~んな燃えるゴミです♪♪
ちなみに、堆肥を入れている段ボールは、最初の写真に写っていたものはすぐに小さくなり、今はみかん箱より少し小さいぐらいの箱を使用しています。
今日も記事が長くなってしまったので今回はここまで。
次回こそは発酵までたどりつけるかしら。