消えること

暗闇を歩いている気がする。

たとえようの無い恐怖が喉元までせり上がり、

なにもかも消し去りたいと思い、

けれどそれが出来ないから、

わたしは消えたいと、ふと考える。

それすらできやしないのに。

[あなたにとって３０の質問]

[あなたにとって３０の質問]

０１・音楽
その声で包まれると少しだけ、生まれ変われる気がする。

０２・テレビ

つけているのに理由を探す方が無理だった。

寂しすぎてただ呆然と、見ている。

０３・勉強

縛り付けられる勉強は、いらない。

０４・初恋

甘くなくて、ひたすら苦い。
無様な姿しか浮かばない。

０５・本能

言い訳にならなくてもいいと思うほど、溺れる瞬間。

０６・友達
穴埋めに使われる悪夢。

穴埋めに使う罪悪感。

でも、一緒にいて、救われることがあるのも事実。

０７・パソコン
時々、何故そこまでするのだろうと思う瞬間がある。

０８・親

喧嘩して、激しく罵り合い、殴られて、憎しみを抱く瞬間もある。

けれど、互いにそれよりも遥かに大きな愛情を持っている。

０９・漫画
読まなくてはやっていけそうにないのはただひとつ。

１０・戦争
言い訳や欺瞞で人が死んでしまう現実。

１１・大人

敵にも味方にもなってくれる人と、そのどちらにもならない人と。

１２・子供
わたしは、あんなに美しくなかった。

１３・涙

あなたのことを叫んで暴れて、出てきて、情けなくてもっと泣いた。

１４・キス
愛しているから、噛みつかれても構わない。

１５・道

立っている場所がわからなくなって一歩も動けない瞬間がある。

１６・睡眠

目覚めなきゃいいのにと思い続けた。

１７・お金

金でしか価値のない人間関係もある。
金以上の関係へ踏み込まれることが許せない相手がいることも。

１８・ケンカ

正面を向けないから、喧嘩すら出来ない。

１９・薬
飲みたくなくて溜まったやつを探し出して、

泣きながら全部飲んで眠ろうとした記憶。

２０・食欲

身体は限界なのに心はまだ食べようとしていた恐怖。

２１・癒し
あなたに出逢えてあなたを愛せて薄くとも光が見えた。

２２・幸せ

その時の幸せが消えることを知らないことが既に幸せだと思う。

２３・ペット

彼女がいなかったら今の自分はなかった。

狂おしいほど愛している。

２４・誕生日
あなたに、祝われる幸せ。

２５・言葉

あなたの口から出たら、それだけで意味がある。

２６・Sex
身体だけじゃ足りない。

２７・名前
あなたが呼ぶなまえが一番好き。

２８・過去

振り返るたびに絶望と恐怖と憎しみが混ざり合って頭が狂う。

昨日すら暗闇に見えるときがある。

２９・未来
あなたが少しでもそばにいてくれたらいいのに、と思う。

３０・現在

不意に消えたくなるけれど、まだ此処にいる。

入口出口：非常口 よりお借りしました。

ほんとうのこと

紅くはれた肌が震えている

あしを滴る湯船にあったはずの温水は熱を失っていく

耳をむりやり噛む妄想は波紋に消えて

肌が乾いていくにつれて

そこには丸裸のわたししかいなかったことを知る

わたししかいないことを

わたしひとりだということを

久々の書籍のにおい。

江國 香織, 荒井 良二

モンテロッソのピンクの壁 は、

江國さんの持ち味が凄く活かされていたと思う。

猫の上品さが素敵です。

しかし、巻末の寄稿は、

ちょっとそれまでの雰囲気と違ったかな、と思いました。

ラストの寄稿は、わたしみたいに少し違和感を感じる人、

逆にそれをよいと感じる人、に、別れると思います。

江國 香織

ホテルカクタス は、

上の本とはまた違うベクトルでした。

3人、というべきなのかしら、の交流が独特で面白い。

会話のテンポとか引き込まれます。

大人向けだけどどこか児童文学、そんな気がしました。

村上 龍

村上龍映画小説集 は、今読んでいます。

それとなく人物が連鎖しているのが面白い。

ヤザキ、は、あの

村上 龍

エクスタシー の、ヤザキなんだろうかとか思った。

次は「イビサ」を読む予定です。

夢枕 獏

陰陽師 瀧夜叉姫 (上) と、

夢枕 獏

陰陽師 瀧夜叉姫 (下) は、

一気に読み終えました。

凄く面白いですね！

滝子姫が美しいのが印象的でした。

道満の凄いあくが強くて、好みでした。

陰陽師シリーズはこれが初めてなので、

これから色々あたってみようかと思います。

勝者なんて絶対にうそだ

ひにちがあきました。

なんだか、色々忙しいのが相次ぎました。

暇なのか忙しいのか分かりません。

少しこのごろもやのようなものが心にはりついているというか、

思考が纏まりません。

未来のこととか、本当に上手く行ったとは思えないけれど、

人に言わせれば「成功している」。

なんだかいつもの悪い癖が出ました。

つい、自分で自分の首を締めて自分で自分を追い詰めている。

ただ、何も考えずぼんやりしていたいです。

ちょっとこのごろ、読書不足。

前みたいに多量に読んでおきます。

すきまとすら呼べない

夢が叶わないのは、

その分の頑張りが足りなかったのかもしれないと考えることが多い。

恋に関しても、

やはり、頑張れば「まだ可能性はある」と、考えてしまう。

結局わたしは「お前じゃ駄目なんだよ」と、

そういわれるのを恐れているらしい。

あまく

中古で売っていたのを仕入れました！

YOSHII LOVINSON

SWEET CANDY RAIN は、

凄くあのメロディーが好きで、

あれでYOSHII LOVINSON を好きになったんです。

久々に聴いても映画のワンシーンのような濃厚な、

それでいてモノトーンで冷たくて懐かしくて愛しい、

そんな感じでした。

個人的に「70 GO」も大好きです。

YOSHII LOVINSON

TALI (CCCD) は、曲自体はラブソングで、愛を叫んでいますが、

最初の英語の部分を読むと「ああ。。。」と、

彼の非凡さを感じました。

「育子」が誰なのか正直気になったりしますが。

「スティルアライヴ」はそれとなく暗い感じが好きです。

どうしてだめなんだろう

嫉妬してばかりだ。

どうしようもなく相手に八つ当たりしそうなわたしを、

憎いと思う反面、それを肯定しているわたしもいる。

そして、わたしに出来ない領分があまりに多いことに愕然とする。

あなたを愛することは本当は無理だとわかっていて、

わたしなんかじゃ絶対につりあわない、

そう考えてしまう。

錯覚か事実か、もはや分からない。

あなたにすがりつけたら、わたしは救われるの？

残酷な愛のかたち

村上 春樹

回転木馬のデッド・ヒート は、軽快に読めた。

どことなく淡々とした感じも、また、好きです。

個人的な話、読む期間に大幅なタイムラグがあったのが残念ですが。

松崎 貴

毛髪を科学する―発毛と脱毛のしくみ は、

好奇心で借りましたが、面白いです。

毛髪の構造など、案外わたしたちの知らないことって多いなと思いました。

カン ジェギュ, 上之 二郎

ブラザーフッド は、読んでいて辛かった。

凄く読み応えあったし、

人物の心理描写もリアルで素晴らしいと思う反面、

そのリアリティー故の残酷さが何時までも離れない。

戦争について考えるうえで、読むべき本だと思った。

ふたりのわたし

それが恋なのかわからなくなる瞬間がある。

でも、構わないと感じるわたしがいる。

どんなかたちであろうと、その人を好きでいて、

大切に思っていれば、

それだけでもその人のために何か力になって、

こいでなくても愛されるのだと信じるわたしがいる。

その逆に、嫉妬に狂うわたしもいる。

その人の恋心が欲しいというわたしも。

でも、両者にもいえることは。

その人に嫌われたら、

その後のわたしの崩壊が目に見えていることだ。